ジーズ・ニュー・ピューリタンズは来たるニュー・アルバムより新曲“A Season In Hell”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
新曲“A Season In Hell”は5月23日にドミノ・レコーディングスよりリリースされる通算5作目となる新作『クルックド・ウィング』に収録される。
“A Season In Hell”のミュージック・ビデオはこちらから。
“A Season In Hell”のミュージック・ビデオはイギリス人フォトグラファー/アーティストのハーレー・ウィアーが監督を務めており、俳優のアレクサンダー・スカルスガルドが出演している。
「この曲には2つのパイプ・オルガン、2人のソプラノ、200のドラムが使われているんだ」とジャック・バーネットは説明している。「曲を書いている時、巨大なチェーン、滑車、軋む歯車、溶けた鉄など、非人間的な巨大な機械のイメージが頭に浮かんでいた。巨大な機械は地球の中心に向かって進み、時折、その中に小さな人間の姿がかろうじて見えるんだ」
「その後、ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージが1700年代に描いた『想像上の牢獄』というエッチングを見た。彼を生き返らせることができたら、アルバムのアートワークをやってもらうよう説得できたかもしれないね」
ジョージ・バーネットはミュージック・ビデオについて次のように続けている。「アレクサンダー・スカルスガルドとハーレー・ウィアーに一緒にやってもらえて素晴らしかったよ。二人とも僕の友人で、特にハーレー・ウィアーは10代の頃からの知り合いだ。仕事でも自分たちを形成してきた信条やアイデアを共有している。彼女は見慣れたものを奇妙に、奇妙なものを親しみやすくしてくれるんだよ」
「アレクサンダー・スカルスガルドは実験的なものから超大作まで行ったり来たりできる珍しいアーティストだよね。彼のやることはどれも信じられる。彼は高いリスクをもって、身を投げ出し、自分については細部までコントロールできるんだ。彼は現世ではないかのように魅力的で、それがハーレー・ウィアーとの仕事でもうまく機能したんだよね」
『クルックド・ウィング』はジャック・バーネットとUKの伝説的ポスト・ロック・バンド、バーク・サイコシスの創始者であるグラハム・サットンがプロデュースを手掛け、ジョージ・バーネットがエグゼクティブ・プロデューサーを務めた。ゲストミュージシャンとしてはキャロライン・ポラチェックのほか、ベーシストのクリス・ローレンスらが参加している。
ジョージ・バーネットは次のように語っている。「このアルバムは、これまでの作品の中で最もシュールでありながら、同時に最も直接的な作品でもある。『クルックド・ウィング』とは耳のことだ。体の両側に1つずつあり、波打った形をしている。うまくいけば、それがあなたを飛ばせるかもしれない」
新作のトラックリストは以下の通り。
01. Waiting
02. Bells
03. A Season In Hell
04. Industrial Love Song (Featuring Caroline Polachek]
05. I’m Already Here
06. Wild Fields (I Don’t Want To)
07. The Old World
08. Crooked Wing
09. Goodnight
10. Return