ロードは待望のニュー・アルバム『ヴァージン』を6月27日にリリースすることを正式に発表している。
2021年発表の『ソーラー・パーワー』に続く新作は4年ぶりのアルバムとなっており、ロードのサウンドの進化における最新形として「完全な透明性」を誇るものになるという。
ロードは昨年後半から新しい音源がリリースされることを示唆して、新章が始まると思われることを予告していた。インスタグラムやX/ツイッターといったソーシャル・メディアの投稿も一度削除していたが、今回、オフィシャル・サイトで新作がリリースされることを発表している。
「私によるアルバム、プロデュースは私とジム・E・スタック」とオフィシャル・サイトには記されており、アルバムにはファビアナ・パラディーノ、アンドリュー・エイジド、バディ・ロス、ダン・ニグロ、デヴ・ハインズが参加していることが明らかにされている。アルバム『ヴァージン』はスパイク・ステントとトム・エルムハーストによるミックスで、マスタリングはクリス・ゲーリンジャーが担当しており、「100%、血で書かれている」と記されている。
ロードはファンに向けて送ったEメールで新作のインスピレーションについても説明している。「このアルバムの色は透明。浴槽の湯、窓、氷、唾のように。完全な透明性。言葉は素朴で、感傷的ではない。できるだけサウンドは変えていない。私は徹底的に自分自身を見つめようとした」
「自分の女性らしさを反映したドキュメントを作ろうとしていた。生々しく、原始的で、無垢で、エレガントで、率直で、スピリチュアルで、男性的なところもある。このアルバムのことを誇りに思うし、怖いとも思う。隠れるところはない。自分自身の最も深い部分を音楽にすることで、自分を自由にしてくれると信じている」