フィオナ・アップルはニュー・シングル“Pretrial (Let Her Go Home)”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
ニュー・シングル“Pretrial (Let Her Go Home)”はアメリカにおける女性の公判前勾留の問題を扱う運動「レット・ハー・ゴー・ホーム」と協力してリリースされた楽曲となっている。
“Pretrial (Let Her Go Home)”のミュージック・ビデオはこちらから。
「アメリカでは1日あたり19万600人の女性や少女が勾留されてます。6万人以上が公判前勾留で、推定無罪であるものの、保釈金が支払えないために勾留されています。そうした人々の平均年収は1万1000ドルで、66%以上が未成年の子供を持つ母親となっています」と「レット・ハー・ゴー・ホーム」のウェブサイトには記されている。
「2年以上にわたってフィオナ・アップルはヴォランティア団体『コートウォッチPG』の傍聴人として多くの法廷を傍聴してきました。彼女は保釈金が払えないという理由だけで、多くの人々が勾留されるのを見てきました。公判前で、推定無罪であるにもかかわらずです。全国各地の公判前勾留を経験した女性たちが人となりや勾留外での暮らし、家族が分かる写真や映像を提供してくれました。この曲は多くの傷ついた人々の物語です。けれど、公判前のつらい出来事を終わらせるという希望でもあります」