エアロスミスのギタリストであるジョー・ペリーはジョー・ペリー・プロジェクト名義で今夏に北米ツアーを行うことを発表している。
今回のツアーにはザ・ブラック・クロウズのシンガーであるクリス・ロビンソン、ストーン・テンプル・パイロッツのベーシストであるロバート・ディレオとドラマーであるエリック・クレッツ、エアロスミスのギタリストであるブラッド・ウィットフォードとツアー・キーボーディストのバック・ジョンソンが参加する。
ツアーは8月13日にフロリダ州タンパで行われる公演から始まり、8月23日にニューヨーク州ポート・チェスターで行われる公演まで、8公演が開催される予定となっている。
「また音楽に話をしてもらう時が来たよ」とジョー・ペリーはツアーについて語っている。「今年のジョー・ペリー・プロジェクトのラインナップには興奮しているんだ。ソロとしての最新作を2018年1月にロサンゼルスのロキシーで初披露した時にも一緒に演奏してくれた人が多いんだよ。みんな、すごく忙しいけど、ありがたいことにこのツアーのために時間を割いてもらうことができたんだ」
ジョー・ペリーは次のように続けている。「幸運なことにブラッド・ウィットフォードが一緒にステージ立ってくれるだけでなく、ザ・ブラック・クロウズのクリス・ロビンソンも参加してくれる。ストーン・テンプル・パイロッツのロバート・ディレオとエリック・クレッツもね。エアロスミスやハリウッド・ヴァンパイアズでキーボードと歌を担当し、自分でソロ活動もやっているバック・ジョンソンも参加するよ」
ツアー日程は以下の通り。
08/13 – Tampa, FL @ Seminole Hard Rock
08/14 – Hollywood, FL @ Seminole Hard Rock
08/16 – Toronto, ON @ HISTORY
08/17 – Muskoka, ON @ Kee to Bala
08/19 – Boston, MA @ Wang Theatre
08/20 – Hampton Beach, NH @ Hampton Beach Casino Ballroom
08/22 – Mashantucket, CT @ The Premier Theater at Foxwoods Resort Casino
08/23 – Port Chester, NY @ Capitol Theatre
一方、エアロスミスのスティーヴン・タイラーとサウンドガーデンのメンバーはブラック・サバスの最後のライヴに出演することが明らかになっている。
今年2月に発表された一夜限りの公演となるブラック・サバスの最後のライヴは7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで開催される予定となっている。
『ガーディアン』紙のインタヴューでシャロン・オズボーンはエアロスミスのフロントマンであるスティーヴン・タイラーとサウンドガーデンのメンバーが出演することを明らかにしている。
スティーヴン・タイラーの出演は昨年8月にツアーからの引退を発表して以降では数少ないパフォーマンスの一つとなる。スティーヴン・タイラーは声帯の深刻な損傷のためにツアーから引退することを発表しているものの、今年2月にチャリティ・イベントに出演して、パフォーマンスを披露していた。
一方、サウンドガーデンはバッド・カンパニー、チャビー・チェッカー、ジョー・コッカー、シンディ・ローパー、アウトキャスト、ザ・ホワイト・ストライプスと共に2025年にロックの殿堂入りを果たすことが発表されている。