リアム・ギャラガーは長女のモリー・ムーリッシュが妊娠したことを発表しており、祖父になることが明らかになっている。
モリー・ムーリッシュはインスタグラムで交際相手のサッカー選手、ナサニエル・フィリップスとの間に第一子を妊娠したことを明かしている。二人は2022年から交際している。モリー・ムーリッシュはナサニエル・フィリップスとの写真やベビー服の写真などを投稿して、「お腹が大きくなる時期」とキャプションで述べている。
モリー・ムーリッシュの母親はキル・シティというバンドのシンガーだったリサ・ムーリッシュで、オアシスの“Fade Away”のアコースティック・ヴァージョンではバッキング・ヴォーカルも担当している。
リアム・ギャラガーはモリー・ムーリッシュが21歳になるまで会ったことがなかったが、2018年に息子のレノンとジーンと共に初対面したことを明かしていた。それ以降はリアム・ギャラガーとモリー・ムーリッシュは親しくなり、その関係はドキュメンタリー『アズ・イット・ワズ』でも触れられている。
「怒りはないわ」とモリー・ムーリッシュは2019年にリアム・ギャラガーに会わずに育ったことについて『サンデー・タイムズ』紙に語っている。「もう21歳だし、母親と共に育ったこと、これまでの人生には本当に感謝している」
「そうじゃなければ、今の自分にはならなかった。すべてが起こるべくして起こったんだと思う。仲良くやっているし、今は彼がいて嬉しい」
2017年、リアム・ギャラガーはモリー・ムーリッシュについて「母親と一緒にいる方が一番恵まれている」としつつも、会うことには前向きだと語っていた。
「彼女はちゃんと養育されていて、服やメシも与えられているし、いい感じの学校にも通えているんだ」とリアム・ギャラガーは『GQ』誌のインタヴューで語っている。「ふたりには家を買ってやったし、食費も出したしね。俺はただ、娘は母親と一緒にいる方が一番恵まれていると思ってるんだ……彼女たちは無理じいされると良くないんだよね、こういうことはさ。放っておくようにって俺は思ってる。成り行きを見守るっていうね。なるようになるわけでさ」
「彼女なら俺の世界によろこんで迎えいれるよ、言ってる意味わかるだろ? 間違いないね。でも、俺は絶対に彼女に会えないさ、だって、彼女の母親とは……いいか、俺たちはうまくいっていないんだ。仲良くやっていけてないんだよ」
対面を果たした後、リアム・ギャラガーは2019年発表のアルバム『ホワイ・ミー? ホワイ・ノット』でモリー・ムーリッシュについて歌った“Now That I’ve Found You”を書いている。