パルプは約24年ぶりとなるニュー・アルバム『モア』のリスニング・パーティーが東京と大阪で開催されることが決定している。
2001年発表の『ウィ・ラヴ・ライフ』以来となる通算8作目の新作『モア』は6月6日にラフ・トレード・レコーズよりリリースされる。
リスニング・パーティーはアルバム発売日前日の6月5日に東京はTOWER VINYL SHIBUYAで、大阪はTOWER VINYL UMEDAで開催されるとのことで、非売品グッズ・セットが先着で来場者限定特典としてプレゼントされるという。
リスニング・パーティーの概要は以下の通り。
開催日:2025年6月5日(木)19:30~
場所:
[東京] TOWER VINYL SHIBUYA(タワーレコード渋谷店6階)
[大阪] TOWER VINYL UMEDA
来場者限定特典:非売品グッズ・セット
※アーティスト本人の出演はございません。
※グッズは数量限定につき無くなり次第終了となります。
※グッズの内容は急遽変更になる場合がございます。ご了承ください。
約24年ぶりとなる待望のニュー・アルバム『モア』についてジャーヴィス・コッカーは以下の長文のメッセージを寄せている。
「これは、2001年の『ウィ・ラヴ・ライフ』以来となるパルプのアルバム。そう、24年ぶりの新作だ。
その経緯とは? 実は2023年にツアーを再開したとき、サウンドチェックの合間に”The Hymn of the North”という新曲を練習していた。そして、シェフィールド・アリーナでの2日目の公演の最後に、それを披露した。それが新しい扉を開くきっかけになった。その後、2024年前半にかけて、アルバムに収録される楽曲が次々と生まれた。中には、前世紀から温めていたアイデアを復活させた曲もある。1曲は、リチャード・ホーリーが作曲した。もう1曲は、ジェイソン・バックルが作曲した。イーノ家(ブライアン・イーノ他)がバックコーラスを担当している曲もある。リチャード・ジョーンズがストリングス・アレンジを手がけ、それをエリジアン・コレクティヴが演奏した。
レコーディングは、2024年11月18日からロンドンのウォルサムストウで3週間で行われた。パルプ史上、最短期間で完成したアルバムだ。この作品は生まれるべくして生まれたということなのだろう。
以上が事実だ。このアルバムを楽しんでいただけたら嬉しく思う。この作品は、イングランド北部出身の4人の人間が作り上げ、イギリス各地の5人の仲間たちの協力を得て完成した。
AIは一切使用していない。
このアルバムを、スティーヴ・マッキーに捧げる。
これが俺たちにできる最高の作品だ。
聴いてくれてありがとう、ジャーヴィス」