パルプはイギリスのテレビ番組『ジョナサン・ロス・ショウ』で“Spike Island”を披露したパフォーマンス映像が公開されている。
パルプは約24年ぶりとなる待望のニュー・アルバム『モア』を6月6日にラフ・トレード・レコーズよりリリースすることを発表している。
パフォーマンス映像はこちらから。
“Spike Island”はプロデュースをジェームス・フォードが手掛けており、歌詞は、曲を共作したジェイソン・バックル(リラックスド・マッスル)の体験が元になっているという。ジェイソン・バックルはザ・ストーン・ローゼズの有名なスパイク・アイランドでのライヴに行ったことがあり、会場ではDJが一日中「Spike Island, come alive!(スパイク・アイランドよ、蘇れ!) 」と叫び続け、観客の神経を逆なでしていたという。この話がジャーヴィス・コッカーの心に焼き付き、本人はライヴに行かなかったにもかかわらず、スパイク・アイランドを題材にした新曲を書くインスピレーションとなったと説明されている。
新作はベーシストのスティーヴ・マッキーが亡くなってから初のアルバムとなっており、スティーヴ・マッキーに捧げられている。
新作の国内盤CDにはボーナス・トラックが追加収録される。LPはブラック・ヴァイナルとダークグリーン・ヴァイナルの通常盤LP2種類に加え、ブルー・ホワイト・マーブル・ヴァイナルの限定盤LP、そしてCD/LPの両フォーマットともに新たなバンド・ロゴとジャケット・アートワークが採用された完全生産限定となるTシャツ付きセットも発売される。