ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンはバンドに新たな加わったドラマーのアイザック・カーペンターに対しての手応えを語っている。
ダフ・マッケイガンは自身のYouTubeでファンから寄せられた質問に答える19分に及ぶ動画を公開しており、その中でフランク・フェラーの後任として加入したアイザック・カーペンターとの出会いについても振り返っている。
「ラウダーミルクという最初のバンドの頃から彼のことは知っているんだ。彼らはまだ高校に通っていった。彼らはシアトルからそう遠くないワシントン州の出身で、だからバンドのことは聞いていたんだよね」とダフ・マッケイガンは語っている。
「彼らはリック・ルービンのレーベルであるアメリカン・レコーズと契約して、アルバムを作った。18歳くらいだったんじゃないかな。アイザックに会ったのは19歳の時だった。ラウダーミルクのことは気に入っていたんだ。そこから何年か経って、9年くらいかな。ローデッドのドラマーが必要になって、アイザックの名前を思いついたんだ。彼は僕のところまで来てくれて、一緒に演奏してくれた。『ツアーもあるんだけど、やりたいかい?』と尋ねたら、参加してくれたんだよ」
「彼とは『ザ・テイキング』というアルバムも一緒に作った。彼のガレージでアルバムの曲をたくさん一緒に書いたんだ。そのガレージに古いソファがあったんだけど、背中が痛くなるんだよね。身体的に痛みを抱えたことで、著書でもダークな一面をうまく書けるようになった。だから、彼の家に行って、ガレージを使わせてもらって、そのソファで本は書いたんだ。そういうわけで、彼のことはずっと前から知っている。もう25年になると思う。そんな彼がバンドに入ってくれたんだからね。最高だよ」
アイザック・カーペンターがライヴにもたらしたものについてダフ・マッケイガンは次のように続けている。「アイザックがもたらしてくれたものについて話そうと思うけど、これはフランクについてのコメントというわけじゃない。フランクも素敵な奴だからね。アイザックには何人かのドラマーにしかできないスウィングやグルーヴがあるんだ。スティーヴン・アドラーにもそういうものがあったし、マット・ソーラムも素晴らしかった。驚くようなフィルも叩ける安定感あるドラマーだった。二人とも本当にすごいドラマーだったけど、アイザックは両方をブレンドしたようなところがあって、独自のものもある。だから、曲に新たな楽しさを加えてくれたんだよね。アイザックとのスウィングやグルーヴには感銘を受けているし、本当に楽しいよ」
ガンズ・アンド・ローゼズは今月アジア・ツアーの一環で来日公演も行っている。
ガンズ・アンド・ローゼズはインスタグラムでアクセル・ローズがステージ上で転倒する映像を集めた動画も公開されている。約1分間の映像は14の転倒シーンを集めたもので、“Welcome to the Jungle”をバックに転倒シーンを繋いで編集した動画となっている。