グリーン・デイのフロントマンであるビリー・ジョー・アームストロングは執拗に水鉄砲を発射してくる観客に対してライヴを止めて直接注意している。
現地時間6月22日、グリーン・デイはドイツのシェーセルで開催されたハリケーン・フェスティバルにヘッドライナーとして出演している。
グリーン・デイについてはウッドストック1994での伝説的なステージでも知られ、観客と壮絶なマッド・ファイトを繰り広げたことでも知られているが、ビリー・ジョー・アームストロングはハリケーン・フェスティバルのある観客には我慢できなかったようだ。
ビリー・ジョー・アームストロングは“Jesus Of Suburbia”の演奏を止めて、ギターを降ろして、問題の観客に近づいて、オフマイクで叱責している。
その時の模様はこちらから。
@greendayinc Billie Joe reacts to person who kept sh00t1ng water on his face with a waterg0n throughout the whole show #greenday #billiejoearmstrong ♬ original sound – Green Day Inc.
先日、グリーン・デイはダウンロード・フェスティバルでドナルド・トランプ大統領とイーロン・マスクのことを批判している。
グリーン・デイは6月13日にダウンロード・フェスティバルに初出演してヘッドライナーを務めている。グリーン・デイは“American Idiot”でこの日のライヴを始めており、最新作『セーヴィアーズ』に収録されている“Bobby Sox”で本編を締めくくっている。
その中でビリー・ジョー・アームストロングは“Holiday”の演奏中にドナルド・トランプ大統領に対する批判を繰り出しており、『ケラング!』誌によれば、ドナルド・トランプ大統領のことを「fat bastard(デブのろくでなし)」と呼ぶチャントを観客に要求して、次のように述べている。「ドナルド・トランプが政権についたことで、ファシズムに陥ろうとしている。反撃するかどうかは俺たち次第だ」
また、ビリー・ジョー・アームストロングはドナルド・トランプ大統領と激しい応酬を繰り広げたイーロン・マスクについても批判しており、これまでと同じく“American Idiot”の歌詞を「I’m not a part of the Elon agenda(イーロン・マスクのアジェンダには乗っからない)」に変更している。