Iron Maidenのオリジナル・ヴォーカリストであるPaul Mario Dayが逝去

Paul Mario Day

アイアン・メイデンのオリジナル・ヴォーカリストであるポール・マリオ・デイが亡くなった。

ポール・マリオ・デイの訃報はアイアン・メイデン後に活動していたバンドであるモアによって発表されている。ポール・マリオ・デイは享年69歳だった。死因については現時点で発表されていない。

モアはソーシャル・メディアで次のように述べている。「モアの偉大なヴォーカリストであるポール・マリオ・デイが亡くなったことを知って、深く悲しんでいます。ポール・マリオ・デイは初期アイアン・メイデンの時代から、そしてもちろんアルバム『ウォーヘッド』での素晴らしいパフォーマンスを通して、ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタルの大きな一翼を担っていました」

「彼は英国のロック・ミュージックにおいて非常に愛された人物で、AC/DCやホワイトスネイクと共演した1981年のモンスターズ・オブ・ロック、アイアン・メイデンやデフ・レパード、その他の伝説的アーティストとのツアーにとどまらず、数々の記憶に残るライヴをやってきました。マイク・フリーランドも『ものすごく素晴らしいヴォーカリスト』と評しています。彼の音楽を演奏し続けることができて光栄ですし、『ウォーヘッド』の一音目を演奏する度に彼のことを思い出すでしょう。遺族、友人、彼の音楽を愛する世界の多くのファンにお悔やみを申し上げます」

ポール・マリオ・デイはベーシストのスティーヴ・ハリスが1975年にアイアン・メイデンを結成した際にバンドに参加している。ポール・マリオ・デイは後任のデニス・ウィルコックが加入するまで1975年から1976年までオリジナル・シンガーを務めていた。デニス・ウィルコックの後にはポール・ディアノが加入しており、初期の2枚のアルバム『鋼鉄の処女』と『キラーズ』に参加している。ポール・ディアノは2024年10月に享年66歳で亡くなっている。

ポール・マリオ・デイは1976年にアイアン・メイデンを脱退したが、DVD『アイアン・メイデン:ジ・アーリー・デイズ』ではステージでの存在感の欠如が解雇の理由だったことが明らかになっている。

2019年にポール・マリオ・デイは『ブラバーマウス』に次のように語っている。「スティーヴ・ハリスに言われたんだ。『もっとよくならなきゃいけない。もっと観客の目線に立たなきゃ。堂々とした態度を示せ。ヒーローになれ』ってね。彼の言うことに同意したけど、どうすればいいか分からなかった。3ヶ月ぐらい『しっかりしろ』と言われて、そうしたかったけど、その方法が分からなかった。でも、おかしなことに最悪の経験が最高の教訓になったんです。だって、解雇を知らされて、自分が変わることになったんだ」

ポール・マリオ・デイは次のように続けている。「それが本当の現実だよ。正直言って、当時のアイアン・メイデンには何もなかった。始まったばかりだった。全員がゼロから始めなければならなかった。スティーヴ・ハリスがやっていたのはバンドをビッグにすることだった。彼は自分の求めるものが分かっていた。そうやって、彼は地球上で最もビッグなバンドの一つになったんだ。どれほど辛く、どれほど怒りを覚えても、自分はあの日に大きな教訓を得た。その感情を歌う時にも使っているんだ」

ポール・マリオ・デイがアイアン・メイデンと共演することはなかったが、オリジナル・メンバーの5人中4人は2018年12月のクリスマスに共演を果たしている。

アイアン・メイデンの後はポール・マリオ・デイはモアでシンガーを務め、1981年発表のアルバム『ウォーヘッド』で知られている。1981年のモンスターズ・オブ・ロックではAC/DCやホワイトスネイクと共演を果たしている。

1983年から1984年にかけてはワイルドファイヤーのフロントマンを務めており、1985年には新たに再結成されたスウィートに参加している。スウィートのギタリストであるアンディ・スコットは次のように追悼の意を表している。

「オリジナル・バンドの活動休止を経て、ミック・ターナーと私は新たなスウィートのラインナップをまとめようとしていた。シンガーが必要だったんだけど、ポール・マリオ・デイがオークションに来て、それ以上見る必要はなくなった。最初の公演はオーストラリアで行われ、完売となり、前途は明るかった。ヨーロッパがそれに続いて、ロンドンのマーキーでの3日間の公演は完売となり、ライヴ・アルバム、ビデオ、DVDが制作された。『ライヴ・アット・ザ・マーキー』は世界中の様々なチャートで好成績を収め、ポールのボーカルパフォーマンスは時代を超えて愛されている」

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