ザ・ラスト・ディナー・パーティーは来たるニュー・アルバムより新曲“Second Best”が公開されている。
新曲“Second Best”は10月17日にリリースされるセカンド・アルバム『フロム・ザ・パイアー』に収録される。アルバムからはこれまで“This Is The Killer Speaking”、“The Scythe”の2曲が公開されていた。
“Second Best”のリリック・ビデオはこちらから。
ギタリストのエミリー・ロバーツが作曲した“Second Best”は結局何度も裏切られると分かっている相手に夢中になる気持ちをテーマにしている。
「過去に戻って自分に言い聞かせられたらと思う。自分はもっと価値があるんだ。誰も二番手だなんて受け入れる必要はないんだ、ってね」とエミリー・ロバーツは語っている。「この曲が私が感じた痛み、怒り、絶望を捉えられていたらと思うけど、何よりも大切なのは、この人物を曲という形で永遠に残し、より成熟した気持ちでこの状況を振り返ることができるようになった今の自分が抱いている反抗心と満足感だと思う」
「このアルバムは物語のコレクションで、アルバムを神話として捉えるコンセプトがそれらを結びつけています」とザ・ラスト・ディナー・パーティーは新作について説明している。「『ザ・パイア』という概念自体が物語の起源となる寓話的な場所となっています。暴力と破壊の場所でありながら、再生、情熱、光の場所でもあります」
「楽曲はキャラクター主体ですが、深くパーソナルなものです。日常的な出来事が病的なまでに極限まで押し上げられています。音信不通になることは殺し屋とのウェスタン・ダンスであり、失恋はこの世の終末も笑い飛ばすことになります」
「歌詞にはライフル、鎌、船員、聖人、カウボーイ、洪水、母なる大地、ジャンヌ・ダルク、灼熱地獄などが登場します。私たちはこうした示唆的なイメージが自分たちの経験したことを語るのに最も正直で、真実味のある方法だと気づきました。ふさわしい感情的な重みを与えてくれるのです」
「今回のレコードは少しダークで、生々しく、気取らないものとなっています。豪華なテーブルにつくのではなく、壮大なランドスケープを眺める視点から描かれています。それはメタテキスト的で皮肉な部分もあり、自分たち自身への内省的な視点のようになっているのです」


























