ザ・ラスト・ディナー・パーティーはデビュー・アルバム『プレリュード・トゥ・エクスタシー』のショート・フィルムが公開されている。
このショート・フィルムは現地時間9月12日にロンドンのソーホーにあるプリンス・チャールズ・シネマで上映されており、その模様も公開されている。
ショート・フィルムはこちらから。
2021年に結成されたザ・ラスト・ディナー・パーティーは昨年4月にリリースされたデビュー・シングル“Nothing Matters”で大きな注目を集め、昨年12月にはブリット・アウォーズのライジング・スター賞を受賞して、BBCによるサウンド・オブ・2024でも1位を獲得している。
今年2月にリリースされたデビュー・アルバム『プレリュード・トゥ・エクスタシー』は全英アルバム・チャートの1位を獲得しており、デビュー・アルバムとしてはイヤーズ&イヤーズの『コミュニオン』以来となるセールスを記録しており、マーキュリー・プライズにもノミネートされている。
そうした成功にもかかわらず、キーボーディストのオーロラ・ニシェヴシは『NME』に対して「ハイプ」や「イケてるバンド」といった言葉を避けるようにしてきたと語っている。「自分たちの足元のことに集中してきた。自分たちの音楽を演奏して、作曲して、リハーサルすることよね」
ベーシストのジョージア・デイヴィーズは次のように続けている。「リリースまで時間がかかったけど、それは意図的なところもあった。シングルで急に認知されるというよりは全体として広まっていく感じだったの」
ザ・ラスト・ディナー・パーティーは『ロラパルーザ』でも『NME』のインタヴューに答えており、オーロラ・ニシェヴシは既にセカンド・アルバムに向けた曲を書いていることを明かしている。ギタリスト/ヴォーカリストのリジー・メイランドはスチームパンク風の雰囲気を示唆している。「日本に行った時にものすごく買い物をしてしまって、それで価値観が変わった感じがする」