Billie EilishやGracie Abramsら、憲法修正第一条委員会を復活させることに賛同

Billie Eilish

550人を超えるミュージシャン、俳優、監督、脚本家らは1940年代後半に結成され、言論の自由の抑圧に反対する団体「憲法修正第一条委員会」の復活に賛同している。

ビリー・アイリッシュ、グレイシー・エイブラムス、ジャネール・モネイといったミュージシャンはペドロ・パスカル、スパイク・リー、ジェーン・フォンダといった映画人と共に最近の政府によるメディアへの介入に反対している。

先日、アメリカではテレビ番組『ジミー・キンメル・ライヴ』でジミー・キンメルがチャーリー・カーク殺害事件について語った発言を受けて、FCC(アメリカ連邦通信委員会)が放送免許の取り消しを示唆したことで、番組が一度打ち切りになる事態となっている。これを受けて、多くのエンタテインメント業界の関係者や団体は言論の自由への圧力だと批判していた。

テレビ番組『ジミー・キンメル・ライヴ』の放送は9月23日から再開されており、ジミー・キンメルはチャーリー・カーク殺害事件に関する自身の発言に触れて、「軽視する」つもりはなかったとしながらも謝罪までは至っていない。ジミー・キンメルはドナルド・トランプ大統領について「私とここで働く何百人もの従業員を解雇したがっている」と批判している。

こうした動きを受けて、550人を超えるクリエイターは1947年に設立された「憲法修正第一条委員会」を復活させようとしている。この委員会はエンタテインメント業界の多くの人々が共産主義者だと非難された、アメリカ政治における道徳が混乱した時期に設立されている。当時は国家安全保障を名目に、著名な左翼的論客が抑圧されることとなっていた。

米『ローリング・ストーン』誌はこの取り組みを主導しているのがジェーン・フォンダで、ジェーン・フォンダの亡き父であるヘンリー・フォンダは憲法修正第一条委員会の結成メンバーだったと報じている。

声明では次のように述べられている。「本委員会は、連邦政府が政治的信念を理由にアメリカ国民を抑圧し、迫害した暗黒時代であるマッカーシー時代に設立されました。連邦政府は公選職者、政府職員、学者、芸術家を標的にしました。彼らはブラックリストに載せられ、嫌がらせを受け、沈黙させられ、さらには投獄されました」

「マッカーシー時代は、あらゆる政治的立場のアメリカ国民がついに結束し、抑圧の勢力に対抗して憲法の原則を唱えたことで終焉を迎えました。しかし、抑圧の勢力は甦ってしまいました。今度は私たちが憲法上の権利を守るために団結する番です。連邦政府は再び政府、メディア、司法、学界、そしてエンタテインメント業界からの批判を沈黙させるための組織的なキャンペーンを展開しています」

「私たちはこのような事態を野放しにするつもりはありません。言論の自由と表現の自由は、あらゆる背景や政治的信条を持つすべてのアメリカ人にとって奪うことのできない権利です。どれほどリベラルであろうと保守であろうと、です。権力者を批判し、疑問を投げかけ、抗議し、からかうことさえできる能力は、アメリカが常に目指してきたものの根底にあります」

声明は次のように続けられている。「団結には力があり、数の力には強さがあることを私たちは知っています。共に立ち上がり、しっかりと団結し、この攻撃から言論の自由と表現の自由を守ります。これは党派的な問題ではありません。だからこそ、私たちの民主主義の礎である憲法修正第一条を大切にするすべてのアメリカ人、そしてアメリカ合衆国を自由の灯台と仰ぐ世界中のすべてのアーティストに、私たちに賛同するように強く求めます」

「日々働く人々の生活を脅かし、政府の検閲に屈し、暴力的な脅迫に萎縮しながらも私たちの作品から利益を得ている人々へ。私たちは見ていますし、歴史は忘れることはありません。これが私たちからの最後の連絡にはならないでしょう」

『ジミー・キンメル・ライヴ』の打ち切りの余波はディズニーにも及んでいて、ディズニープラス、フールー、ESPNといった傘下のストリーミング・サービスは170万人の加入者を失ったという。

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