7月11日(水)に2018年第1弾シングル『19 summer note.』をリリースしたばかりのSILENT SIRENが、全国ツアー「天下一品 presents SILENT SIREN LIVE TOUR 2018 〜”Girls will be Bears”TOUR〜」のファイナル公演を7月14日(土)豊洲PITで迎えた。
今回のツアーは昨年末にリリースした5枚目のアルバム『GIRLS POWER』を引っさげて3月からサーキットしていたもので全32公演を締めくくった。
ソールドアウトとなった会場前にはうだるような暑さの中、オープン前からファンが集いサイサイカラーのピンクのTシャツで辺りが彩られた。ステージが暗転すると、メンバーが一人ずつ登場。ジャムセッションのような形からオープニングナンバー『ピッピ』へとなだれ込む。続けて『merry-go-round』、『KNiFE』とアルバム『GIRLS POWER』収録曲を披露し、代表曲『八月の夜』では一際オーディエンスが盛り上がりを見せた。『パパヤパヤパ』に続いて『天下一品のテーマ』のチャルメラのイントロが流れるとさらにオーディエンスはヒートアップ。その後は『女子校戦争』、『DanceMusiQ』などアッパーな楽曲を惜しげも無く披露した。
途中のトークパート「サイサイコーナー」では今回のツアーを通してメンバー対抗のクイズゲームを行い、罰ゲームを受けるメンバーも決定するなど彼女たちならではの企画でオーディエンスを盛り上がらせた。
中盤では『さよなら日比谷』、『AKANE』でしっとりと聴かせ、本編ラストは怒涛の構成。『Kaleidoscope』、『ODOREmotion』で盛り上がりがピークを迎え、さらに『チェリボム』、『ジャストミート』、『フジヤマディスコ』と間髪入れずにノンストップで畳み掛けて本編は終了した。
途中メンバーのひなんちゅ(Dr.)は、「ツアーリーダーとして4ヶ月で32本ライブを行いましたが、私たちの体感としては毎週ライブしてないと体がなまっちゃうと感じるくらい、ライブバンドなんだなとつくづく感じる4ヶ月でした。今日でツアーは終わってしまいますが、来年も再来年も楽しいバンドライフを過ごしたいと思います。」と語った。
アンコールでは最新曲「『19 summer note.』を披露し、早くも代表曲になり得る盛り上がりを見せ、ラストに『ビーサン』を披露し大団円を迎えた。
彼女たちの夏のライブは始まったばかりで、夏フェス出演と並行して今回のツアーのエクストラ公演を沖縄で敢行、そして「夏のスペシャルワンマンライブ」で東名阪3箇所をサーキットする。