先週8月1日(水)に、満を持してサザンオールスターズのプレミアムアルバム『海のOh, Yeah!!』が発売を迎え、大ヒットを記録している。
さらには20年前にリリースした企画アルバム『海のYeah!!』までもがオリコン週間アルバムランキング7位に入ってくるなど、まさしくサザン旋風というにふさわしい大盛り上がりを見せている。そんな中、アルバム発売を記念してサザンオールスターズオフィシャルホームページにて、桑田佳祐のインタビューが本日公開された。
サザンオールスターズが、今年デビュー40周年を迎えた。音楽シーンにおいて40年間、常にトップを走り続けて来た彼らの歴史こそ、J-POPの歴史と言っても過言ではないほどに、日本の大衆音楽に大きな影響を与えてきた。この事実が作品として形をなしたものこそが、先週発売のプレミアムアルバム『海のOh, Yeah!!』だ。1998年以降に発表された作品の中から厳選された数多の名曲たちが32曲(初回限定盤は33曲)も収録された本作は、平成の音楽史そのもので大反響を呼んでいる。
本日公開されたインタビューでは、デビュー40周年を迎えて思うこと、NHKホールにてデビュー日である6月25日とその翌日に開催されたキックオフライブについて、そして『TSUNAMI』『LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜』『HOTEL PACIFIC』『涙の海で抱かれたい〜SEA OF LOVE〜』『東京VICTORY』などの大ヒット曲に新曲3曲を加えた全32曲入りのプレミアムアルバム『海のOh, Yeah!!』について、桑田佳祐が語っている。現在のサザンオールスターズ、そして、その先を垣間見ることができるインタビューは必見だ
(※オフィシャルインタビューより一部抜粋)
―桑田さんが「これはまさしくサザンだよなぁ」って実感する瞬間て、どういう時なんでしょうか? メンバ−は演奏するだけじゃなく、コ−ラスしたりしますよね? そうしたことも、大切な要素なんじゃないかなぁって思うんですが…。
桑田
コ−ラスでいえば、特に(松田)弘ですよね。彼は手足を動かすドラムという楽器を叩きつつ、一生懸命、自分の(コ−ラスの)ラインを歌ってくれるんだけど、それを耳で覚えてて、凄いんです。昔より凄くなってきてる。こないだのNHKホ−ルで言うなら、TIGERとか、あとギタ−の斎藤誠くんなどもコ−ラスを重ねて厚みを出してくれたりしているけど、サザンの枠ということでは、原坊、そして弘なんです。「いとしのエリ−」のイントロの“Ah〜,you should go back”のところがいい例で、原坊と弘の相性はすごくいいしね。もう40年前の曲なのに、そのコ−ラスを、今も彼は空で覚えてくれてたりします。だからソロとサザンの違いで言うなら、後ろを振り返ると弘の存在があるということ自体が、“すごくサザンらしい”要素のひとつです。もちろん関口(和之)や毛ガニにも、また別のものがあるんですが。
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