イアン・ブラウンはシーンへの復帰を告げるニュー・シングル“First World Problems”の宣伝ポスターが故郷のマンチェスター各地で目撃されている。
ザ・ストーン・ローゼズも2016年に新曲とツアーを発表する際にマンチェスター各地にレモンのポスターを貼って同様の予告を行っており、今回のポスターはそれに続くものとなっている。
ソロ・アルバムは2009年の『マイ・ウェイ』以降、リリースされていないイアン・ブラウンだが、昨年よりザ・ストーン・ローゼズを離れて音源に取り組んでいると噂されていた。ファンは今週イアン・ブラウンの新曲がリリースされるのではないかと推測している。
『NME』ではイアン・ブラウンの担当者に連絡を求めている。
Ian Brown posters popping up over Manchester like what happened with the Roses before their comeback, can’t wait to hear his new stuff pic.twitter.com/t5HcnSW9Tg
— finmax (@finlaymaxwell) October 23, 2018
ITS FINALLY HERE !!@ianbrown posters are up
#IanBrown #Stoneroses #SoloMusic #NewMusic #Manchester pic.twitter.com/ASZ3jb4Snm— Indie Billy (@billyphipps994) October 23, 2018
ザ・ストーン・ローゼズは現時点で最後の公演となっている昨年6月のグラスゴー公演で、フロントマンのイアン・ブラウンが「終わることを悲しまないで、実現したことを喜んでほしい」と語ったことを受けて、これが最後のライヴになるのではないかと噂されていた。
その後、イアン・ブラウンについてはソロ・アルバムに取り組んでいることが報じられている。
ザ・ストーン・ローゼズの伝記を執筆したジョン・ロブはザ・ストーン・ローゼズとしての活動休止の噂について自身の考えを語っている。
「彼らが活動を休止したと100%公式な形で発表されたわけではないけれど、そう見えるってことだよね」とジョン・ロブは『NME』に語っている。「彼らについて言えるのは、ザ・ストーン・ローゼズに確かなことなんて一つもないということだよ。それが彼らを面白いバンドにしている要素の一つなんだ」
「僕はマニック・ストリート・プリーチャーズが大好きだけど、彼らには確固たるものがある。これは彼らへの批判とかじゃないんだ。でも、マニックスは他のメンバーの人生のためにもバンドであり続けるのが分かるだろ。ザ・ストーン・ローゼズについては、バンドを組んだ最初の日から常に波乱を含んでいるわけでね。彼らの輝きっていうのは儚く、掴みどころがなくて、消えてしまうものなんだ。一度手にしても、もう一度手放してしまうんだよ」
彼は次のように続けている。「それを手にした時というのは、そりゃあもうすごいんだ。去年、彼らがマンチェスターでやった時はマジカルだったよ。すごく素晴らしくて、パワフルなバンドだったからね」