ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュはかつてオーストラリアのラジオ局の壁にかかっていたレッド・ツェッペリンのTシャツを受け取っていたことを明かしている。
スラッシュはオーストラリアのオーストラリアのラジオ局「トリプルM」のアグリー・フィルの番組に出演して、数年前に彼の番組に出演した時のことを振り返っている。
アグリー・フィルはスラッシュに次のように語りかけている。「あなたと最後に会った時のことを思い出していました。局の壁にかかっていたレッド・ツェッペリンのTシャツが気に入って、僕がそれを盗んであげましたよね」
「そうなんだよ!」とスラッシュは応じている。「今も持っているんだ。君たちが送ってくれたんだよな。3年か4年前に受け取ったのを覚えているよ。今は壁にかけてあるんだ」
「俺が壁にかけたがらなかったら、君たちもTシャツを手放さなくて済んだのにな」
同じインタヴューの中でスラッシュはグレタ・ヴァン・フリートについて「大勢いる新人バンドたちに門戸を開いてくれている」として改めて賛辞を送っている。
スラッシュはグレタ・ヴァン・フリートの人気が高まっている「現象はとても興味深いし、クールだと思う」とした上で次のように続けている。
「若者や、大勢いる新人バンドたちに門戸を開いてくれていると思う。そういう牽引力を持ちたくても持てないようなバンドたちにね」とスラッシュは語っている。「彼らが前進を続けているのはすごくクールだよ」
「何が素晴らしいかって、今は新しいロックンロール・バンドたちがクールなエネルギーに満ちているということでね。というのも、彼らは真っ当な理由でロックンロールをやっているんだ」とスラッシュは続けている。
「MTVに出たいという理由でもなく、名声やスターダムのためでも、プライベート・ジェットや女たちのためでもない。それらはもう(音楽業界に)存在しないものだからね。すべては音楽のためで、人々の前に音楽を出すためなら何だってやるっていう情熱なんだ。個人的には次の2年や3年、5年の間に何が起きるのか、音楽の幅がどう広がっていくのかをすごく楽しみにしているんだ」