ビリー・アイリッシュは音楽業界の慣習に感じた苛立ちについて語っている。
ビリー・アイリッシュはオーストラリア版『ヴォーグ』の最新号の表紙を飾っており、そのなかでデビューまでに感じた様々な苛立ちについて語っている。
「音楽業界の人は全員、何をやるか指図する算段ができてるのよ。みんな、そんな算段ができてるのよ。『君は僕の作品なんだ』っていうね。自分のやりたいことをやるのが難しいだなんておかしいわよね。というのも、みんな商品を作りたいのよ」とビリー・アイリッシュは語っている。
「私は自分が何をするか、自分が何が得意か、自分が何をしたいかをわかってるということを信じてもらうのにはすごく時間がかかるの」
「うざったいわよね」と彼女は続けている。「評価してもらったり、好きになってもらったりしたことについては感謝していると同時に、正直麻痺してしまうようになったわ。最初に何度か、新しいポップの顔だとか、ポップのイットガールだとか言われた時のことを覚えているわ。それにはイラッとしたわ。人間のおかしいところはすべてにレッテルを貼らなきゃいけないと思ってるところよね。でも、私たちはそんなことしないわ」
先日、ビリー・アイリッシュはインスタグラムのストーリーへの投稿の中で畜産/酪農業界で起きている動物たちへの虐待行為を批判している。
ヴィーガンであることで知られるビリー・アイリッシュは先日、インスタグラムのユーザーである「@carla.sweet.vegan」が投稿した、インディアナ州のフェア・オークス・ファームで働く従業員たちが哺乳瓶からミルクを飲まない子牛たちに蹴飛ばすなどの虐待を行っていることを示す証拠動画をシェアしている。
「私はすべての人が自分の好きなものを食べるべきだと思っているから、こういうことには大抵、口を閉ざしてきた」とビリー・アイリッシュは述べている。「それに、自分の信じているものを他の人たちに突きつける気もない」
「でも……私が投稿した動画を観て、自分たちの満足のために拷問を受けた動物たちを文字通り食すことで、自分たちがこのような仕打ちを助長しているということを何とも思わないのだとしたら、あなたのことを残念に思うわ」