清春デビュー25周年の皮切りとして9月4日(水)にリリースされるカバーアルバム「Covers」のトレイラー映像が公開となった。
「Covers」には1972年に発表された「傘がない」(オリジナル:井上陽水)から2006年の「SAKURA」(オリジナル:いきものがかり)まで、幅広く時代を超えた名曲の数々がセレクトされている。トレイラーでは清春の唯一無二の存在感と、円熟したシンガーとしての実力を堪能できる珠玉の11曲のうちから、すでにショートバージョンが公開されてる曲はもちろん、「MOON」(オリジナル:レベッカ)や「やさしいキスをして」(オリジナル:DREAMS COME TRUE)などが追加となり、さらに「Covers」の初回限定盤の特典映像に収録されているsadsの「忘却の空」(Band Ver.)を含む、合計8曲のダイジェスト映像が収められている。
「忘却の空」(Band Ver.)は2000年にsads名義でリリースされた自身の名曲のセルフカバーとなるが、今作に収録されるMVでは、発表当時のMusic Videoを大画面でバックに投影し、その前で現在の清春とバンドがアグレッシブな演奏を繰り広げる斬新な映像となっている。
「Covers」の初回限定盤にはこのMusic Videoがフルバージョンで収められているので、ファンならずとも必見の映像となることは間違いない。
清春といえば、先日なかなか出演することないバラエティー番組「ダウンタウンDX」に出演。自身のライブでのこだわりとして「歌詞は基本的に覚えない、そもそも歌詞をちゃんと歌おうという概念がない」と平然と語ったと思えば、月2回くらい職務質問を受けると告白するなど、そのロックな私生活やクールな発言の中に垣間見えるお茶目な素顔がネット上で反響を呼び注目の存在となっている。
デビュー25周年というアニバーサリーイヤーをきっかけに、カバーアルバムで魅せる妖艶な存在感と、クールな中に垣間見えるお茶目なキャラクターを見出すことになったロックのカリスマ「清春」から目が話せない。