ホイットニー・ヒューストンは来年、UKでホログラムによるツアーを行うことが明らかになっている。
ツアーを手掛けるのは以前にもバディ・ホリーやロイ・オービソンらのホログラムによるツアーを手掛けてきたベース・エンタテインメントで、同社は最終的に暗礁に乗り上げることとなったエイミー・ワインハウスのホログラムによるツアーの計画にも参加していたことで知られている。
ホイットニー・ヒューストンの遺産管理団体とパートナーシップを結んでいるプライマリー・ウェーヴでマーケティング部門の取締役を務めるセス・フェイバーは『ミュージック・ ウィーク』誌に次のように語っている。「きっと素晴らしい公演になるでしょう」
「可能な限り本物に近い公演を作り上げるために、多大なる努力が費やされています。驚異的な体験を提供できるはずです」
ホイットニー・ヒューストンの唯一の遺産管理人であるパット・ヒューストンは以前、ミュージカルや「ラスベガス・スタイルのスペクタクル」の計画があることも明かしている。
「ホイットニーが亡くなる前、彼女の名前には様々な悪評が取り巻いていました。音楽についてではなくなっていたのです。人々は彼女の人生についてのパーソナルな物事に支配され、初めて彼女に恋をした時のことを忘れてしまったのです」とホイットニー・ヒューストンの義理の妹で、元マネージャーのパット・ヒューストンは述べている。
ホイットニー・ヒューストンは2012年にホテルの部屋の浴槽で倒れているところが発見され、その後亡くなっている。享年48歳だった。彼女の遺体からは多くの薬物が検出されている。
一方、ホイットニー・ヒューストンと近しい間柄にあったロビン・クロフォードは彼女との関係性について綴った回想録を今年刊行することが発表されている。
11月5日に刊行される『ア・ソング・フォー・ユー:マイ・ライフ・ウィズ・ホイットニー・ヒューストン(原題)』と題された書籍の中で、ロビン・クロフォードは「たびたび複雑になる自身の人生やホイットニーとの関係性についての感動的な物語」を初めて公にするという。