Peter Hook、マンチェスターのテロ事件に居合わせた娘が今も苦しんでいると明かす

Peter Hook

元ジョイ・ディヴィジョンやニュー・オーダーのベーシストであるピーター・フックは2017年5月にアリアナ・グランデのマンチェスター公演を襲ったテロ事件の現場に居合わせたという自身の娘について、今も当時の記憶のフラッシュバックに苦しんでいると明かしている。

アリアナ・グランデは2017年5月22日にマンチェスター・アリーナで行っていた公演が自爆テロ実行犯のサルマン・ラマダン・アベディに襲撃され、この爆発で22人が亡くなり、260人以上が負傷している。

ピーター・フックは『サンデー・タイムズ』紙によるインタヴューに応じて、自身のバンドであるピーター・フック&ザ・ライトで制作アシスタントとして働く娘のジェシカについて次のように語っている。「娘は今もショックに苦しんでいるよ。寝室の扉もいまだに閉めることができなくてね。娘は現場で踏みつけられて、怪我を負ったんだよ」

「この間、シドニー・オペラハウスに行った時にもコンサートの終盤に目眩を起こしてしまった程でね」

「素晴らしいギグが文字通り、誰かの手によって破壊されてしまった時の、すさまじい雰囲気と感情を娘は目撃しまったんだ。友人の子供たちの中には、遺体が転がる中を歩くことを余儀なくされて、もっとショックを受けている子たちもいる」と彼は続けている。「その子たちは今もそれを背負って生きているし、何とか乗り越えようとしているんだ」

ピーター・フックはテロ事件以来、ジェシカがカウンセリングを受けているとした上で、今も事件の生存者や犠牲者の家族と連絡を取り合っていることを明かしている。「娘は自分で自分の面倒を見れるように努力しているよ」とピーター・フックは語っている。

「それから、他の生存者たちにも手を差し伸べられるように頑張っている。それは言っておかなければいけないね」

ピーター・フックはさらに次のように語っている。「娘は被害者たちの集まりに頻繁に参加するようにしているんだよ。いいことだよね。彼女は元気を取り戻そうと頑張っているし、苦しむよりも手を差し伸べようとしているんだ。言っていること分かるかい? 娘を誇りに思っているよ」

ピーター・フックは来年5月にジョイ・ディヴィジョンのアルバム『アンノウン・プレジャーズ』と『クローサー』を全編演奏する特別な2公演を行うことが発表されている。

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