スカパラステージにヒゲダン、Gotch、TAKUMA、宮本浩次が登場

ヒゲダンの4人をステージから送り出したあと、「Paradise Has No Border」のイントロが流れると場内からはさらなる大歓声があがるなか、GAMO(T.sax)が「みんなの熱い声を聴かせてくれ!」と観客をアジテートしていく。サビのメロディーが奏でられるたびに大歓声が沸き起こり、インストナンバーでありながらここまで観客を盛り上げられる楽曲はないだろうというくらいの盛り上がりをみせている。

スカパラステージにヒゲダン、Gotch、TAKUMA、宮本浩次

続いてのゲストはASIAN KUNG-FU GENERATIONのGotchだ。
「2014年にいっしょに作った曲を歌ってくれます。ひさしぶりの合流です。」と谷中が呼び込む。
スカパラが2013年から2014年にかけてデビュー25周年の新たな挑戦として臨んだ“バンドコラボ3部作”の第3弾でASIAN KUNG-FU GENERATIONとコラボレーションしており、イントロが奏でられるなかバンドコラボをした際に着用していたスーツを身に纏ったGotchがステージに登場する。もちろん、披露された曲はバンドコラボ第3弾としてリリースされ、谷中とGotchが作詞を共作している「Wake Up!」だ。

スカパラステージにヒゲダン、Gotch、TAKUMA、宮本浩次

パフォーマンスするのは数年振りでありながら、リハーサルも一切なしの状態で披露されたにも関わらず、骨太なサウンドにGotchの強靭なボーカルがのって会場中に鳴り響く。スカパラメンバーとGotchを合わせた10人全員がひさしぶりの共演を楽しんでいるのが伝わってくるステージだ。谷中が「自分の本番前にありがとうね!」とアジカンとしての本番がある前に出演してくれたGotchに対して最大級の感謝の想いを伝える。

スカパラステージにヒゲダン、Gotch、TAKUMA、宮本浩次

Gotchの余熱がステージにまだ残っている状態のなか、「次のゲストはもうメンバーのように想っています。10-FEET、TAKUMA!」と10-FEETのTAKUMAがステージに呼び込まれると、コミカルな動きをしながらステージ中央に登場する。今年スカパラが出演してきた数々のフェスで何度となく共演してきたTAKUMAだが、谷中が言うように同じバンドのメンバー感がステージ上からも伝わってくる。

スカパラステージにヒゲダン、Gotch、TAKUMA、宮本浩次

披露されたのは、前述の“バンドコラボ3部作”の第1弾として10-FEETとコラボレーションした「閃光」だ。時折男性アイドル顔負けの振り付けをしながら歌っていたかと思えば、間奏ではステージ上で撮影していた映像カメラマンからカメラを拝借して、スカパラメンバーや観客を撮影するなど、何でもありのパフォーマンスを繰り広げている。まさに谷中が言う「メンバーのように想っています」という言葉通りだ。

スカパラステージにヒゲダン、Gotch、TAKUMA、宮本浩次

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