あいみょん

あいみょん 初の生配信ワンマンライブ「AIMYON 弾き語りTOUR 2020 ”風とリボン” supported by 淡麗グリーンラベル」総視聴者数57万人を記録した貴重な弾き語りライブを開催

7月5日、あいみょんの弾き語りライブ「AIMYON 弾き語りTOUR 2020 “風とリボン” supported by 淡麗グリーンラベル」があいみょんのYouTube公式チャンネルから生配信された。

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これはスケジュールが延期された弾き語りツアーに代わり、無料で視聴できる無観客ライブとして開催されたもので、新型コロナウイルス感染拡大に配慮し、事前告知が控えられていた会場は、東京公演が予定されていた日比谷野外大音楽堂。
スタート前には朝から降り続いていた雨が止み、柔らかな日差しの中でライブが行われ、最大同時視聴数は約13万、総視聴者数としては57万人以上があいみょんのパフォーマンスを見守った。

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開演時刻の16時を回り、「ライブが終わったら、グリーンラベルで乾杯しましょう」というムービーが流れ、画面が生配信に切り替わると、一曲目はツアーのために作られた新曲の「風とリボン」。
曲中はあいみょんの姿がアップで映し出され、曲の終わりと同時に会場の全景が映し出されて、この場所が日比谷野外大音楽堂であることが視聴者に伝えられる。
続く「ハルノヒ」は淡麗グリーンラベルのCMで流れていたバージョンで披露され、途中で歌詞を間違える一幕もありながら、軽快なコードストロークに心が躍る。

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「緊張してへんと思ったけど、緊張してました。初めての無観客ライブ、最後までよろしくお願いします」という挨拶に続いては、最新シングルのカップリング曲「ユラユラ」をライブで初披露し、「真夏の夜の匂いがする」ではリズミカルにコードを刻みながら、緩急のある曲調をメリハリの効いた歌唱で届ける。
情感たっぷりに歌い上げたミドルバラード「風のささやき」では〈ティファニーブルーの空の下〉という歌詞に合わせるかのように青空が映し出され、部屋にいながらでも野外の開放感が伝わってくる。

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「みんなと会えへん時間が長くて、ライブも全然してへんかったから、無事にできて嬉しいですし、新しい曲もリリースできて、ありがたいなと思いながら日常を過ごしてました。そんな曲を次にやりたいと思います」と話して披露されたのは、最新シングルの「裸の心」。
原曲はピアノ主体のアレンジで、テレビの音楽番組への出演時にはアコギを持たずに歌う姿も話題を呼んだが、この日はアコギをつま弾きながら、原曲よりも少しスローに、大事に歌を届け、あいみょんにとっての新たなスタンダードの誕生を感じさせた。

あいみょん

続いて「マリーゴールド」をサビから歌い始めると、チャット上は「キター!」「名曲!」と盛り上がり、アウトロではあいみょんも充実の表情でアコギをかき鳴らす。
さらに、少しの間を置いて始まったのは、メジャーデビューシングルのカップリング曲「君がいない夜を越えられやしない」。あいみょんらしいフォーキーな男性目線のラブソングは弾き語りとの相性が抜群で、エモーショナルな雰囲気も非常に魅力的だ。

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「やっぱり客席にはみんながいてくれた方がいいなと思いました。喋っても何も返事がないから(笑)。次は必ず、みんなと会場で会いたいです」と話すと、最後に披露されたのは「君はロックを聴かない」。ライブではオーディエンスの大合唱が恒例となっている最後のサビでは、あいみょんが飛び跳ねながらオフマイクで歌い、映像が客席を映し出すことによって、さながら大合唱が起こっているかのような雰囲気に。

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歌い終えたあいみょんは淡麗グリーンラベルの缶をプシュッと開け、予告通りに乾杯でライブを締め括った。

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text by 金子厚武
photo by 永峰拓也

セットリスト

M-1 風とリボン

M-2 ハルノヒ

M-3 ユラユラ

M-4 真夏の夜の匂いがする

M-5 風のささやき

M-6 裸の心

M-7 マリーゴールド

M-8 君がいない夜を越えられやしない

M-9 君はロックを聴かない