岡村靖幸・YUKI『Ultra Boy Meets Super Girl』Hot Stuff Promotion 40th Anniversary MASAKA

Hot Stuff Promotion 40th Anniversary MASAKAが、10月26日、27日、28日の3日間、日本武道館で行われた。
日本のコンサート・イベンターとして牽引し、そして各アーティストから支持されて40年。その記念すべきライヴイベントに26日はきゃりーぱみゅぱみゅ・けやき坂46、27日は岡村靖幸・YUKI、28日は東京スカパラダイスオーケストラ・THE BACK HORN・ポルカドットスティングレイ・King Gnuと、ホットスタッフ・プロモーションならではのアーティストが名を連ねた。
今回は、その中から『Ultra Boy Meets Super Girl』と題された、27日の岡村靖幸・YUKIのライヴをレポートする。

PHOTO:TEAM LIGHTSOME

開演前のモニターには、様々なアーティストからのコメントが放映され、その歴史と共にいかに愛されているかを知るには充分な内容だ。
そして会場が暗転し、”武道館””ホットスタッフ”のボイスエフェクトを施されたSEが響き、『少年サンデー』でトップバッターの岡村靖幸のステージはスタート。

「武道館ベイベー」と呼びかけながら、あの武道館の広いステージを所狭しとパフォーマンスしてみせる姿は、さすが岡村ちゃんだ。
DAOKOとのコラボでも話題となった『ステップアップLOVE』では2名のダンサーを交えて魅せるダンス、『ぶーしゃかLOOP』でのコールアンドレスポンス、川本真琴に提供した『愛の才能』と、会場全体を岡村ちゃんワールドに引き込んでいく。
間髪入れず『カルアミルク』へと続き、前半とは一転、感情をストレートに乗せた歌詞に包まれる。曲中で行われるコールアンドレスポンスはとにかく美しく、武道館という広い会場でさえも濃密にさせるのは、彼の歌が力強いからだ。
中盤のハイライトは『できるだけ純情でいたい』の超絶ファンク。会場全体でそのグルーヴに身を委ねて踊り、まさに1つになった瞬間だった。
横倉和夫(ベース)のMCからメンバー紹介へと続き、オーディエンス全員で「岡村靖幸!」と手拍子に合わせて呼び込まれ、ギターを携えた岡村靖幸が登場し『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』を大合唱。『ビバナミダ』まで全10曲、タイトル通り”Ultra Boy”のパフォーマンスを余すことなく披露し、第1幕は終了した。

 

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