今日のライブに向けてゲン担ぎにカツカレーを食べたエピソードを披露しつつ、改めてライブで歌声を届けられる喜びをかみしめながら、最近TV番組の影響で改めて聴いてくれる人が増えて嬉しいと語る「Brand New Day」と、印象的なピアノリフと抜けの良いビートに、切なくも爽やかな歌声を乗せた代表曲「アシンメトリー」を満面の笑顔で届けてくれた。
珠玉のバラード「きみのうた」を、自身も涙を滲ませながら大熱唱し、文字通りクライマックスを迎えたライブは、安田レイ自身の想いの詰まった原点となるデビュー曲「Best of my love」で幕を閉じた。
ライブタイトルを「what do you see」と冠した安田レイの目には「何が見えた」のだろうか。
「歌いたい」という強い気持ちと支えてくれるファンへの愛と感謝を力に、たとえ画面越しにでも聴く者の心と体を振動させ、脳裏にたくさんの景色や感情を思い起こさせる歌声。
安田レイの魅力を存分に再認識することが出来るライブとなった。
photo by真島洸