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BEGINが故郷・石垣島から「うたの日コンサート」を「JALホノルルマラソン」とコラボ開催!生ライブ配信でうたをお祝い

今年デビュー30周年を迎えた石垣島出身の3人組バンドBEGINが通算20回目となる「沖縄からうた開き!うたの日コンサート2020」を、故郷の石垣島から「JALホノルルマラソン」とのコラボという形式で、12/13(日)にオンライン開催した。

「うたの日コンサート」は、BEGINが2001年から始めたライブイベント。
楽しいときも苦しいときも、いつも人々に寄り添い、勇気づけてきた「うた」に感謝の気持ちを表す日を作ろうと、毎年6月23日の慰霊の日(沖縄戦終結の日)の翌日を「うたが解放された日」と設定。
その日以降の週末に沖縄県内で、プロ・アマ交えて多数のゲストを招き、ライブを実施してきた。だが今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、6月に通常開催できずにいた。

また、BEGINは今年「JALホノルルマラソン2020」のオフィシャルアーティストに決定しており、テーマソングの制作を手がけていた。本来なら12月のマラソン開催時、現地でライブイベントに出演してテーマソングなどを歌う予定だったが、こちらもコロナの影響で中止に。共に開催が見込めない中、BEGINとJALホノルルマラソンが「共に何かできないか?」と協議を重ねた結果、ホノルルマラソンの開催予定日の12/13(日)に、両イベントのコラボという形式で、生配信ライブ「沖縄からうた開き!うたの日コンサート2020 in 石垣島〜with JAL ホノルルマラン〜」の開催が決定した。

当日、配信は日本時間の15:30からスタート。会場は海沿いにある石垣島ビーチホテルサンシャインのウッドデッキだ。海を背にトーク席とライブステージが組まれており、3人の背景には石垣島の青い海と、スコーンと晴れ渡った青い空が広がる。ボーカルの比嘉栄昇は「今日は『出来たてセットリストライブ』です」と宣言し、「チャット欄に『この曲をやってほしい』というのを書き込んでください」と説明。視聴者が一斉に曲名を投稿し始める中、序盤のトークコーナーがスタートした。

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最初の話題は、今回コラボ開催となった「JALホノルルマラソン」とBEGINとの縁について。BEGINは2004年、「終戦後にハワイの県人会から贈られた豚550頭が沖縄の復興を支えた」という話を知り、「そのお返しをしよう」と毎年うたの日に募金を呼び掛け、ハワイに楽器を贈る「豚の音がえし」活動を続けている。その経緯もあり、「ハワイの力になれるなら」と、2015年に初めてホノルルマラソンのテーマソング制作を担当。比嘉は「実際に沿道で応援してみて、ホノルルマラソンはその人にとっての『人生』なんだとわかった。今年のテーマソング「粛々楽々(しゅくしゅくらくらく)」(12/9(水)に配信リリース)も、ランナーの皆さんを応援する気持ちを込めて作った」と振り返った。

1stステージは、その新曲「粛々楽々」と、2015年のホノルルマラソンテーマソング「Blessing Rain」、そして加山雄三に提供した「ワイキキシェル」というハワイつながりの3曲。ステージの映像に、ドローンによる石垣島上空からの映像が折り込まれ、ウクレレが響くハワイアンサウンドと相まって、画面上に心地よい空間が広がっていく。チャット欄には「いい歌!」「背景の海もきれい」「癒される」などのコメントが並び、視聴者が配信ライブを堪能しているようすが伝わってきた。

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