怒髪天、ALツアー、事実上のファイナル公演終了!山中さわお、登場でコラボソング披露

怒髪天が、5月29日(土)恵比寿リキッドルームにて、昨年11月に発売したアルバム「ヘヴィ・メンタル・アティテュード」の東京公演(事実上のツアーファイナル)を行った。(※5/22(土)大阪 umeda TRAD公演が延期になったため、8/26(木)に同会場で振替公演を残している)

おなじみのSE 「男祭」が会場に流れると、怒髪天が登場。ニューアルバム『ヘヴィ・メンタル・アティテュード』から「スキモノマニア」でスタート。「明日への扉」、「や・め・と・き・な」、「オトナノススメ」と前半から、出し惜しみのない、新旧織り交ぜた選曲が続く。鳴り止まない拍手の中、「よくきた!久しぶりじゃないか東京!いい曲いっぱい持ってきてるので、楽しんでちょーだい」と増子直純が第一声をあげる。

5月の定番曲「五月の雨」、「はじまりのブーツ」「SADAMETIC 20/20」と、聴く者に寄り添いながらも、力強く背中を押す楽曲が続く。暗転から「憎まれっ子のブーガルー」、ガイドライン徹底順守の中での「美学」、ドラムス坂詰克彦の爆笑必死のジョークコーナを盛り込んだ「ヘイ!Mr ジョーク 」と続き、緩急をつけた落差のあるバンド力で、ガイドラインなどまるでないかのような、一体感あるいつもの怒髪天のライブの光景が広がる。増子が「ライブは伝えて投げ返してもらう、今日できることを一生懸命やるのみ」と話していた通り、メンバーもお客さんも、声の出せない中、拍手を送り拳を振り上げ、コール&レスポンスを気持ちで確認しあっているのが印象的だった。

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