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のん、無観客配信ライブ・シリーズの記念すべき10回目に、宮藤官九郎が参戦

のんの無観客配信ライブ”のんおうちで観るライブ”が7月18日(日)に都内のスタジオで行われ、ゲストに宮藤官九郎が参加した。

“のんおうちで観るライブ”は、のんとギタリストのひぐちけい(以下:けい)とのふたりが昨年5月に始めたトーク&ライブ・シリーズ。この日は記念すべき10回目。8月9日(月) より上演が始まるのん出演の舞台「愛が世界を救います(ただし屁が出ます)」の作・演出を担う宮藤官九郎がゲストで参加し、ゆかりのある楽曲2曲を演奏した。

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待受け画面がステージに切り替わると、いきなり、のん&けいの共作ナンバー「僕は君の太陽」の演奏からスタート。”のんおうちで観るライブ”直近の2回はバンド編成だったが、今回は久しぶりにふたりだけのステージ。この日の、のんの衣装はビーチの夕景がプリントされたブラウスとスカートのセットアップに、ビーズのイヤリングとネックレスのお姉さんスタイル。けいは花火柄のアロハ・シャツにライムグリーンのハーフパンツ。ふたりの足元はラフなサンダルで、ビーチ・リゾートを演出。『今回は、こんな感じで夏の夜を感じながらマッタリとやって行きたいと思います。そんな夏の夜にピッタリの曲を聞いてもらいましょう!』とキリンジのカバー「エイリアンズ」とオリジナル曲「蒼い灼熱」の2曲を続けて歌う。

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のんのライブのPAエンジニアを務めるのは、360度に広がる音響空間を編みだす名匠、DUB MASTER X。「エイリアンズ」では真夏の虫の音を、けいの弾くアコースティック・ギターと、のんのハイトーン・ヴォイスの響きを絶妙に組み合わせ、三位一体の極上の立体空間を鮮やかに作り上げる。DUB MASTER Xのマジックは、サビ・パートでの二人のハーモニーの美しさをも際立たせる。コメント欄には『エコー(響き)が宇宙にいるように感じさせる!/虫の声との組み合わせ最高!/ゾクゾクするほどのハモリ!』と生配信視聴中のオーディエンスも絶賛。

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この夜は『涼しいこと、この上なしの選曲!』と、クールな夏の夜を感じさせる楽曲で構成。第1部のラストは、かつてのんが出演したCMの楽曲に使われていたフジファブリックの「若者のすべて」。けいのアコースティック・ギターのサポートを得て。しっとりと唄う。演奏が終わると、画面の向こうのオーディエンスに『みんなとまったり夏が過ごせていると思うのですが、そう思うの、のんだけでしょうか?』と語りかけ、ここで、素敵なゲストを呼んでみたいと思いますと告げ、画面の左手にいる宮藤官九郎のホワイトボディのGibson SGが一閃!先程までのしっとり系ナンバーと打って変わり、ステージはロックなモードに一転。歌詞は宮藤、のんが交互に歌い継ぐ。曲は宮藤が所属するパンクコントバンド、グループ魂の「君にジュースを買ってあげる♥」。ジュースを買ってあげようとするもお金が足りない”オチ”パートの重要なセリフは、のんが挑んで見事にクリアし、3人のコーラスで締めた。

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