Bank Band初の無観客配信「ap bank fes’21 online in KURKKU FIELDS」開催!小林武史&櫻井和寿と共に、MISIA、宮本浩次、KAN、Salyu、miletが共演

環境問題や災害支援など、さまざまなテーマを掲げて2005年から開催してきた野外音楽フェス「ap bank fes」。今年は「ap bank fes’21 online in KURKKU FIELDS」と題し、初の無観客配信で開催された。

2021年、ap bankとしては、東北の大震災から10年の節目である3/11に放送されたTBS系音楽特番「音楽の日」とコラボレーション。櫻井和寿とMISIAとのコラボによる新曲“forgive”を発表し、大きな話題を集めた。さらに8/11からは、震災の被災地である宮城県・石巻地域を舞台に2017年から始まった、アート・音楽・食の総合芸術祭「Reborn-Art Festival 2021-22」を開催している。
9月にはap bankの活動の一環として、東京を舞台に宮本浩次・櫻井和寿・小林武史が奏でる新曲「東京協奏曲」(宮本浩次×櫻井和寿 organized by ap bank/作詞・作曲:小林武史)のMVを公開。また9/29にはベストアルバム「沿志奏逢 4」を発売したばかり。今年発表された2曲に加え、Bank Bandが志に沿って出逢い、奏で続けたオリジナル曲、カバー名曲、ライブ音源をまとめた本作は、結成18年の集大成と称すべき作品だ。
 
3年ぶりの開催、初の無観客配信となった「ap bank fes ’21 online in KURKKU FIELDS」の会場は「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」。ap bankの「サステナブル」というコンセプトの実践の場として、2005年にスタートしたkurkku(クルック)プロジェクトの集大成ともいえる自然循環型施設だ。
今年のフェスのテーマは、ap bankのコンセプトソング「to U」の世界観とも繋がる「自分以外の誰かのためを想って」。コロナ禍により、他者や社会との関わり方を改めて考えさせられている現在、きわめて大切なテーマといえるだろう。
出演は、Bank Band with Great Artists。小林武史、櫻井和寿を中心としたBank Band、そして、ゲストアーティストのmilet、Salyu、KAN、宮本浩次、MISIAが登場し、初の生配信によるap bank fesを彩った。

オープニングは、櫻井和寿がボーカルを担った「緑の街」(小田和正)。美しい日差しと爽やかな風のなかで、質の高いバンドサウンドと奥深い思いが込められたボーカルが広がっていく。「はじまりました、ap bank fes‘21。無観客、生配信ですが、カメラの向こうにたくさんの人がニコニコしているイメージで、何かがしっかり届いていると信じてやりたいと思います!」と笑顔で語り掛ける櫻井の姿も心に残った。

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