Rina Sawayama、東京公演完売!愛と癒しで包み込んだ自身初のジャパン・ツアー東京公演のライヴ・レポートが到着!サプライズで宇多田ヒカル「First Love」のカバ-を披露

そして、東京公演のライヴ前にリナは自身のインスタグラムで「これまでやったショーの中で1番規模が大きいので記念にスペシャルな邦楽カバーを歌おうっかなー🤔どの曲にしようか?」とファンへ邦楽カバーソングのリクエストを呼びかけた。そんなリナが歌ったのは、宇多田ヒカルの「First Love」だ。自身が「昔から聴いていて、よく歌っていた」というMCと共にリスペクトする宇多田ヒカルの名曲を熱唱。このサプライズに呼応するように観客からもはちきれんばかりの合唱が巻き起こり、多くの人にとって忘れられない夜となっただろう。

ライヴ終盤に向かって最新作収録の「Forgiveness」やメロディアスでリナのカムアウト・ソングとなった「Cherry」も歌っていき、またまたファンに人気な「Comme Des Garçons (Like The Boys)」と「XS」を立て続けに披露し、ファンを魅了し続けた。

アンコールでは、最新アルバムでも最も人気のあるLGBTQ+コミュニティへ捧げるアンセム・ソング「This Hell」を真っ赤なライティングやギター、ドラムソロの盛大な演出と交えて披露し、ライヴを終えた。

力強いパフォーマンスでオーディエンスを魅了するのみならず、日本のファンのために日本語でMCを行うことで、なるべく多くの人に自分の発信するメッセージを届けようとするリナの姿勢に圧倒されるばかりの夜となった。パフォーマーとしてはもちろん、LGBTQ+コミュニティの一員としての意見やパーソナルで赤裸々な感情を打ち明け、人々にとっての等身大な姿を見せる彼女は今後も間違いなく世界にとって重要なアーティストであり続けるだろう。

写真 ©Sotaro Goto

1

2