ソロデビュー20周年を記念した吉井和哉展「二◎」が二日間にわたり東京ガーデンシアターにて開催

2日目に上映されたのは、今回が初公開となるものも含むライブ映像中心の「『二◎』DAY2 SPECIAL EDIT」。2日目の展覧会のチケットはファンクラブ会員限定で販売されたこともあり、リリース前の「恋の花」を菊地英昭のアコースティックギターだけをバックに歌い上げた2006年7月のパフォーマンスなど、レアな会員限定ライブの模様が次々と飛び出す構成に。他にも、伝説化されているといっていいミッシェル・ガン・エレファントの「世界の終わり」をカバーした2015年の「TRIAD ROCKS -Columbia vs Triad-」をはじめ、商品化されていないイベントやフェス出演時の映像、日下部“BURNY”正則、三浦淳悟、鶴谷崇、吉田佳史、生形真一、金子ノブアキ、根岸孝旨、そして菊地英昭と、吉井和哉のライブをサポートしてきたミュージシャンたちが吉井和哉とのライブの思い出や裏話を語る撮り下ろしインタビューなども登場した。

吉井和哉

そして、2日目の上映終了直後には吉井和哉が登場。「どうも、お久しぶりです。吉井です。ステージに立つのも、ワイヤレスマイクを持つのも久しぶりです」と笑顔で挨拶し、ファンを大喜びさせた。それもそのはず、吉井和哉が公式の場に現れたのは、約1年8ヵ月ぶりのことだった。「ソロデビュー20周年、こんなにも素敵な場所を設けていただき、みなさんに貴重な休日に集まっていただき、ほんとうにどうもありがとうございます」と、スタッフに対しても感謝を述べると、上映映像の感想や出演ミュージシャンとのエピソード、展示内容にまつわる裏話を披露。最後には改めてファンへの感謝を笑顔で伝え、会場には大きな拍手が沸き起こった。

吉井和哉

9月30日、10月1日の2日間にわたって上映されたスペシャル映像は各日、オンラインで同時配信も行われたが、DAY1が10月7日、DAY2が10月8日の23時59分までアーカイブ配信されている(2日目のプログラムはファンクラブ会員限定で、登壇挨拶映像の特典付き)。ときにユーモアを交え、選りすぐりの映像と写真で構成した両映像作品は、いうまでもなく吉井和哉のソロキャリアをおさらいする内容なのだが、今だからこそ気づく、感じる「なにか」がファン歴にかかわらずあるはずで、それが、吉井和哉を楽しむ新しいきっかけになるかもしれない。

吉井和哉展「二◎」(ニジュウマル)
■9月30日(土) 東京ガーデンシアター

■10月1日(日) 東京ガーデンシアター
-441108.com & 441kzch Only-

イベント詳細はこちら
https://www.yoshiikazuya.com/feature/20th_event

写真:八尾武志

【アーカイブ配信期間】
DAY1:9月30日(土) 準備終了次第〜10月7日(土) 23:59
DAY2:10月1日(日) 準備終了次第〜10月8日(日) 23:59

【チケット料金】
各配信チケット:¥3,000(税込)

【配信プラットフォーム】
DAY1:Fanstream、U-NEXT、PIA LIVE STREAM、Streaming+、ニコニコ生放送
DAY2:Fanstream(FC会員限定)

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