続けて「マーメイド」では、ブレイクビーツとレゲエがミックスした水曜日のカンパネラ流のサマーソングが、香港の夜に爽やかな風を吹き込む。会場が爽やかな空気に包まれると、SNSを中心に大ヒットとなった「エジソン」のイントロが流れる。観客たちも一緒に歌い、より一層大きな歓声が会場に湧き起こった。「エジソン」のアップテンポなハウスミュージックに観客たちは体を揺らし、最後の楽曲「招き猫」へ。ステージには招き猫の巨大バルーンが登場し、招き猫の手招きするポーズでオーディエンスを煽り、ラストにふさわしい一体感を生んだ。10曲のあっという間のライブパフォーマンスは、大成功をおさめた。
今回Clockenflap(香港)、Joyland Festival(インドネシア)などの海外フェスを含め、アジア公演の7公演を完走し、パワーアップした水曜日のカンパネラ。2024年はどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、今後の海外での活躍も期待したい。また来年3月16日(土)には、詩羽体制になって初の「日本武道館単独公演〜METEOR SHOWER〜」を開催するので、ぜひチェックしていただきたい。
セットリスト
01.ティンカーベル
02.アリス
03.バッキンガム
04.ディアブロ
05.赤ずきん
06.聖徳太子
07.桃太郎
08.マーメイド
09.エジソン
10.招き猫
写真・横山マサト
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