ここから出演者によるセッション。Voにダイヤモンド☆ユカイと片平里菜で、RCサクセション「COVERS」に収録されている「イマジン」が歌われる。オリジナルはジョン・レノン。いまの世界のことを見ているような清志郎の日本語詞がユカイと片平の歌を通して、そこにいるすべての人たちの心に響き渡る。夢は平和だから見れる。平和こそが夢のはじまりだと。
そしてファイナルは出演者全員による「雨あがりの夜空に」!日本のロックンロール・スタンダードの代表曲。年令や国籍も関係なく、お客さんも出演者もスタッフもみんな楽しそうに歌ったり踊ったり、この曲ほどフェスに似合う曲はないだろう。
“どうしたんだ Hey Hey Baby!バッテリーはビンビンだぜ!いつものようにキメて ブっ飛ばそうぜ!”
辛い毎日でも大丈夫、毎年フェスに来て、大声でこの曲を歌えば、それだけで1年間なんとかやっていける。
曲が終わり、ステージ上で全員が並んだ時、MCの高橋ROCK ME BABYがダイヤモンド☆ユカイにマントをかけた。そして、なんとこの日、ユカイが右手を骨折していたことをアナウンスしたのだ!これには驚いた!一切、そんなことを感じさせないライブパフォーマンスにMCの高橋が
“ROCK‘N’ROLL GREATEST!ダイヤモンド☆ユカイ!”と連呼する。
まさに偉大なるロックンローラーだ。
いままで数多くのトリビュートを観てきたが、これほどのステージに懸ける情熱と音楽への深い愛を感じるトリビュートを他に知らない。お客さんと出演者、スタッフ、そこにいる人たちが心の底から楽しめる体験型トリビュートで、これからの時代のフェスの大きな転換期となる内容だった。 来年はぜひFUJI ROCK FESTIVALで観てみたい!
楽屋エリアでの集合写真 左から ■後列 多田葉子(テナー・サックス)、渡辺隆夫(トランペット)、井上富雄(ベース)、宮川剛(ドラムス)、伊東ミキオ(キーボード)、藤井一彦(ギター)、亀本寛貴(GLIM SPANKY/ギター)、マツシマライズ(暴動クラブ/ギター)、梅津和時(アルト・サックス)、高橋ROCK ME BABY(MC) ■前列 山口洋、田島貴男(ORIGINAL LOVE)、片平里菜、ダイヤモンド☆ユカイ、YO-KING(真心ブラザーズ)、釘屋玄(暴動クラブ/ヴォーカル)
文:今世野頭一(The頭一)
撮影:有賀幹夫
















