The Cheserasera「YES」release tour Final

宍戸から「YES」に込められた想い、そしてファンへの感謝を述べると、既にアンセム曲となった「賛美歌」を披露する。この曲で得た計り知れない未来を手にし、これからも歌い継がれていくであろう景色を想像するだけで、「YES」を受け取ったように感じられ、と同時にその役目を果たした気がする。既に前を向いて進んでいるバンド、ファンはその先を感じるようにライブを楽しんでいたからだ。そのくらい、「Escape Summer」も「インスタントテレビマン」も、等身大の3人のパワーで掻き鳴らされた。

西田のゴリゴリのベースから始まる「ラストシーン」「月と太陽の日々」と初期の名曲が続き、「YES」のラストを飾った「灰色の虹」で本編が終了した。
アンコールで迎えられた宍戸から、2ndフルアルバム「Time To Go」のリリースが発表され、新曲「ファンファーレ」が披露される。「YES」の先に見た未来を輪郭にみられることができ、4月のリリースが待ち遠しい。
「でくの坊」を披露し、大円団で幕を閉じたツアーファイナルは、確実に次のThe Cheseraseraへの道を示してくれ、次のライブで「Time To Go」からの招待状となる楽曲が披露されることを心待ちにしたい。

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