ポール・ウェラーは6月12日にリリースするソロ15枚目のニュー・アルバム『オン・サンセット』の予告編映像が公開されている。
レコーディング中の様子などが見られる約2分間の映像でポール・ウェラーは「このレコードは、音楽の力と、それが自分の人生に与えた影響を反映している。制作は楽しく、あまり苦労しなかったし、ストレスフリーだった」と語っている。
「自分はノスタルジックになるタイプではないけれど、急に一つだけ頭に浮かんだ。子供の頃に初めてロサンゼルスに行った時を思い出した」
彼は次のように続けている。「歌詞でもコードでも、おぼろげなアイデアを思いつくところから始まるが、時にはそれがどこにも行き着かないこともあるし、逆に想像もしなかったようなまったく違うものが生まれたりする。想像していた以上のものが完成するんだ」
新作『オン・サンセット』には彼のレギュラー・バンドのベン・ゴードリア(パーカッション)、アンディ・クロフツ(ベース)、スティーヴ・クラドック(ギター)や、元ザ・ストライプスのジョシュ・マクローリー(ギター)、元スレイドのジム・リー(バイオリン)、ザ・スタイル・カウンシルの盟友であるミック・タルボット(ハモンドオルガン)、そしてフランスのバンド、ル・シュペールオマールのジュリー・グロ(ヴォーカル)らが参加している。
アルバムの作詞作曲とレコーディングは、ウェラーのヘッドクォーターといえる英サリー州のブラック・バーン・スタジオで行われている。