ザ・ボヘミアンズ ワンマンライブ公式レポート 東名阪クアトロツアーも解禁

THE BOHEMIANSが2021年8月27日(金)・28日(土)の二日間、高円寺HIGHで「ローリングボヘミアンズイベントローリング!ニューアルバム発売直前スペシャル篇」と題してライブを行った。28日のライブは「GIRLS(ボーイズ)」でスタート。2曲目に「male bee,on a sunny day.well well well!」、3曲目に「THE ROBELETS」とロックンロール・ナンバーを惜しげもなく披露。冒頭からクライマックスを演出し、オーディエンスを盛り上げた。

「ぼくたちはザ・ボヘミアンズです」と挨拶した平田ぱんだは9月8日発売のニューアルバム『essential fanfare』の発売直前イベントと銘打ったものの新作からは1曲もやらないことを宣言。同時に新作があまりにもいいのでライブでやれなくなる曲もあるので、そういう曲をガンガンやるというのが今夜のライブのテーマらしい。

その宣言通り、「MONO」「JUMPIN’ JOHNNY&THUNDER FLASH」「I don’t wanna be your man」と、ロックンロール・ナンバーを容赦なく叩き込んでいく。「I am slow starter」という曲があるように自称スロースターターだが、それを自ら返上するかのようなアッパーなパフォーマンスだ。なんでも27日のライブではアンコールで脱水症状を起こして声が出なくなったという。

10曲目で今夜のライブ初めてのスローなナンバー「THE BIKE」を演奏。切ない夏の光景が会場を覆う。後半は「ツイスターズのテーマ」でスタート。「シーナ・イズ・ア・シーナ」「太陽ロール・バンド」「I am slow starter」と再びロックンロール・モードへ。「昨日、倒れたって話をしたのにまだやらせるつもりなのか?」と言って、「Johnny B♭〜地獄のピアノ・マン」を演奏。

オーディエンスの熱気がピークに達したのを見計らうかのように「Jagger/Richards」を叩き込み、「bohemian boy」で本編終了。「NEW LOVE」から始まったアンコールは「THE ALWAYS」へとつづき「ラストの一発」「That Is Rock And Roll」で大団円。と思いきや、5人は再びステージに登場。「明るい村」で締めくくった。

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