Taylor Swift、「Anti-Hero」のビデオに出演した経緯をコメディアンのMike Birbigliaが語る

コメディアンのマイク・バービグリアはテイラー・スウィフトの“Anti-Hero”のミュージック・ビデオに出演する依頼を受けた時、ドッキリを仕掛けられたのかと思ったと語っている。

“Anti-Hero”は最新作『ミッドナイツ』からのリード・シングルで、先月ミュージック・ビデオが公開されている。

ミュージック・ビデオではディナー・パーティで巨大化したスウィフトが登場し、歌詞の中で夢見る自分の葬式を見たり、天使と悪魔の人格の化身になって体重増加について悩んだりする様子が描かれている。

マイク・バービグリアはジョン・アーリーやメアリー・エリザベス・エリスと共にテイラー・スウィフトの遺産を巡って争う1人として出演している。

『ザ・レイト・ショウ・ウィズ・スティーヴン・コルベア』に出演したマイク・バービグリアはビデオへの出演について「単にたまたまのこと」だと思うと語っている。マイク・バービグリアは15年前にボナルー・フェスティバルで出会ったテイラー・スウィフトやジャック・アントノフとの共通の友人がいることを明かしている。

「彼女がミュージック・ビデオの脚本を書いている時にたまたま会ったんだ。ジャック・アントノフや他の仲間とピザを食べたんだけど、その時に彼女は『あなただ！』と思ったみたいなんだよね。どうやら彼女の頭の中では悪夢の異世界にいる息子だと思ったらしい。それで、僕の夢も叶ったんだ」

マイク・バービグリアはその出会いのすぐ後にテイラー・スウィフトからメールをもらったが、最初はドッキリを仕掛けられたのかと思ったと語っている。

「『テイラー・スウィフトなのかな。だったら、すごいけど』という感じでね。優秀な脚本家がドッキリを仕掛けてるんだと思ったよ。だって、ビデオの脚本が送られてきたんだけど、笑える、素晴らしいものだったんだ。それで、『まあ、どっちにしても、ある種ウィン・ウィンだ』と思って、『テイラーにしろ、仕掛け人にしろ、僕にやらせてくれ』となったんだ」

先日、テイラー・スウィフトはブリーチャーズとのコラボレーションによる“Anti-Hero”の新たなバージョンが公開されている。

テイラー・スウィフトは“Anti-Hero”について次のように語っている。「これまで書いた曲でも最も気に入っている曲の一つね。ここまで自分の不安について詳細に掘り下げたことはなかったと思う。自分の人生が手に負えないほどのサイズになってしまったという考えに何度も苦しんできた」