ニルヴァーナは『イン・ユーテロ』の30周年記念盤より“Dumb”のヴィジュアライザーが公開されている。
このヴィジュアライザーはスーパー8で撮影されたニルヴァーナのパフォーマンス映像にラフ・マーシーが手描きでペイントしたものとなっている。
“Dumb”のヴィジュアライザーはこちらから。
1993年9月21日にリリースされた『イン・ユーテロ』は、ニルヴァーナの3作目にして最後のスタジオ・アルバムで、全米ビルボード200でニルヴァーナ初の初登場1位を記録しており、その後、米国でプラチナx6認定を受けている。リリースから30周年を経て、未発表音源53トラックを含む全72トラックが収録されたスーパー・デラックス・エディションを含む複数のフォーマットで再発されることが決定している。
未発表音源の中には『イン・ユーテロ』期の2公演、すなわち『ライヴ・イン・ロサンゼルス』(1993年)と『ライヴ・イン・シアトル』(1994年)が完全収録されており、さらにイタリアのローマ、アメリカのスプリングフィールド、ニューヨークの各公演からのボーナス・ライヴ・トラック計6曲が追加されている。
今回の再発に当たり、1988年のデビュー作『ブリーチ』を手掛けたシアトルのプロデューサー兼エンジニアのジャック・エンディーノが、ステレオ・サウンドボード・テープからライヴ・トラックを再構築しており、『イン・ユーテロ』のオリジナル12曲、及び5曲のボーナス・トラック&シングルB面曲は、オリジナル・セッションでアシスタントを務めた、スティーヴ・アルビニ以外の唯一のエンジニアであるシカゴ・マスタリング・サービスのボブ・ウェストンにより、オリジナルのアナログ・マスター・ステレオ・テープから新たにリマスタリングが行われている。