スティング、ジャパン・ツアー初日のライヴレポートと写真が到着

THE POLICE(以下、ポリス)で世界的な成功を収め、1985年のソロデビューから40周年を迎えるスティング。2年ぶりとなる来日公演「STING 3.0 JAPAN TOUR 2025」が、4月にオープンした神戸の新しいアリーナ、GLION ARENA KOBEからスタートした。今回のツアーはポリス以来となるトリオ編成の新グループでの来日となり、メンバーは長年に渡ってスティングをサポートしてきたギタリストのドミニク・ミラーと、ドラマーのクリス・マース。

開演前からアリーナ全体に期待感が充満するなか、大歓声に迎えられてライブは「孤独のメッセージ」から幕開けた。ベースを抱えて悠然と上手から登場したスティングは“1、2、3”と力強くカウントして歌い出す。曲中で「KOBE!」と声をかけると観客の熱気は一気に上昇し、アリーナの隅々までパワフルなロングトーンを響き渡らせる。2曲目には早くもソロの最新曲となる「アイ・ロート・ユア・ネーム(アポン・マイ・ハート)」が披露される。ボ・ディドリーを思わせるロックンロール回帰的なナンバーで、雄々しきスティングの歌唱と共にダイナミズムあるグルーヴを生み出していた。

「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」では冒頭から観客に向けてコール&レスポンスやクラップを促し、“Be yourself no matter what they say”(=自分らしくあれ)というメッセージをリフレーンで強く印象付ける。

スティングはスタンドマイクは置かず、ヘッドセットタイプのマイクを使用しており、アリーナ全体を見渡すようにステージ上を移動する。Tシャツと黒のスリムパンツというシンプルな装いだが、古希を超えても贅肉のない鍛えられた身体で、そのたたづまいのなんと格好いいことか。歌い終わるとおだやかな笑みを浮かべて、「お~きに」と関西風の挨拶をする場面も見られた。時々両手を大きく広げ、自らクラップしたり、スキャットで掛け合ったりしてオーディエンスとの距離を縮めていく。

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