ノエル・ギャラガーはオアシスが再結成する可能性に改めて言及して、「とんでもないこと」が起きれば可能性はあるとしながらも、そのような未来は「見えない」と語っている。
ノエル・ギャラガーはオーストラリアの朝の番組「トゥデイ」に出演して、現在のバンドであるノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズこそが自身にとって「これまでで最高のバンド」だとした上で、オアシスについて次のように語っている。
「オアシスは素晴らしかったよ。音楽や時代と相まって、あの世代の人々を一つにしたんだからね」とノエル・ギャラガーは語っている。「苦労しかなかったけどさ。それで、俺はあのバンドにいるにはあまりに怠惰すぎるっていうことになったんだ」とノエル・ギャラガーはオアシスを脱退した時のことを振り返っている。
インタヴュアーから再結成する可能性について訊かれると、ノエル・ギャラガーは次のように応じている。「俺は考えていないけどさ。何かとんでもないことが起きさえすれば、俺とリアムがもう一度一緒になるかもな。まあ、とんでもないことが起きればだけどさ」
「とんでもないことが起きないとは言わないよ。ただ、目を瞑って未来に思いを馳せてみても、そういう未来は見えないね。もちろん、誰にも分からないけどさ」とノエル・ギャラガーは続けている。「とはいえ、俺が誰よりも分かっているんだけどさ。絶対にないとは言わないほうがいいからね」
先日、リアム・ギャラガーは口論を繰り広げ続けている兄のノエル・ギャラガーとの関係性は「既に終わって」いると語っている。
「ノエルの周囲にいる奴らが俺たちを引き離そうとしているんだよ」とリアム・ギャラガーは語っている。「俺にはもう(和解のために)アイツに差し出すオリーヴの枝などないよ。やるべきことはやったよ」
「『彼のことをポテトと呼ぶことをやめれば、彼もバンドを再結成してくれるんじゃないか』みたいなことを、みんなに言われるんだけどさ。あの間抜けはバンドを再結成したがらないんだ。あいつは自分が中心でありたいと思っているんだからね。あいつにはそういうほうが合っているんだよ。もしもあいつが今書いている音楽がオアシスに属するものだっていうのなら、俺はマジで驚くね。俺たちは離れていたほうがいいんだ」
「俺はくだらないことをツイートしたり、インターネットで散々なことをやらかしてきたけど、まあそれも人生だからな。あいつだってくだらないことをやっているからね。けど、それよりも前に既に終わっていたんだよ」
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは9月27日に今年2作目となるEP『ディス・イズ・ザ・プレイス』をリリースしている。