民主国家としての土台を築く激動の時代であった1991年のポーランドを舞台に、ちぐはぐな父と娘が家族の歴史を辿る旅路をユーモラス且つ温かく描いた異色のロードムービー『旅の終わりのたからもの』が1月16日(金)にkino cinéma新宿ほか全国公開、レナ・ダナムとスティーヴン・フライ演じる“ちぐはぐ親子”による、先行きが不安すぎる旅の始まりを映した約3分の冒頭映像が解禁された。
解禁された冒頭映像はレナ演じるルーシーがオケンチェ空港(現:ワルシャワ・ショパン空港)で別々の便でワルシャワに到着したフライ演じる父・エデクと落ち合う“旅の出発点”となるシーンが映し出されている。
少し神経質そうな雰囲気を感じさせるルーシーと、陽気で誰とでもすぐに打ち解けるエデクはまるで正反対のちぐはぐ親子。大遅刻をよそに嬉しそうに手土産を渡す呑気なエデクの様子にルーシーは既に呆れ顔。早くも噛み合わないやり取りが続き、波乱の旅路を予感させる。列車に乗ろうと駅に移動した2人だったが、乾いた汽笛の音に一瞬、顔をこわばらせたエデクは「列車はノロいし、トイレも清潔じゃない」となぜか列車に乗ることを嫌がる。既に切符も購入していた手前、ルーシーはエデクの態度にさらにイライラ…。さらにルーシーがトイレに行った隙にエデクは更なる自由奔放な行動を繰り出すのだった…。振り回され続けるルーシーを見事に体現したレナの名演はもちろん、クセがありながらどこか含みを持ったエデクの心情を細やかに表現するフライの繊細な演技が光る本編シーンである。また、どこか灰色がかったような街並みなど、共産主義から民主主義への過渡期にあった1991年当時のポーランドのリアルな風景も必見だ。
この作品が初共演ながらも、まるで本当の親子の様な痛々しくも柔らかい親子の絆を体現したレナとフライ。
フライはレナに対して「愛情とユーモアにあふれた素晴らしい人物。どこか深いところで、彼女を娘のように感じていた。」とそっと言葉を寄せ、レナの存在があったからこそ、エデクという人物の感情を自然に引き出すことができたと明かす。一方、レナもまた、スティーヴンの印象を「非常に難しい役に、彼そのもののような純粋な好奇心と誠実さを吹き込んだ。スティーヴンがエデクとして目の前に立った瞬間、自然にルーシーになれた。」と語り、その温かな人柄への信頼をにじませる。この関係性があるからこそ、旅の途中でぶつかり合う場面もどこかユーモラスに映り、父と娘ならではの温度がそっと伝わってくる
父娘が旅路の果てに見つけた“たからもの”はきっとあなたのこころを何度も震わせ続ける―。
ありったけの共感が胸を締め付ける感動のロードムービー映画『旅の終わりのたからもの』は1月16日(金)より、kino cinéma新宿ほか全国公開!
旅の終わりのたからもの
監督:ユリア・フォン・ハインツ 原作:「Too Many Men」 リリー・ブレット著
出演:レナ・ダナム(「GIRLS/ガールズ」)、スティーヴン・フライ(「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」)
2024/独、仏/英語、ポーランド語/112分/カラー/5.1ch/スコープ/字幕翻訳:渡邉貴子/原題:TREASURE
提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ
© 2024 SEVEN ELEPHANTS, KINGS&QUEENS FILMPRODUKTION, HAÏKU FILMS
公式サイトtreasure-movie.jp




























