オジー・オズボーンは待望の新曲の1曲目となる“Under The Graveyard”が公開されている。
オジー・オズボーンは2010年発表のアルバム『スクリーム』以来、アルバムを出しておらず、健康状態に長く問題を抱えていたものの、妻のシャロン・オズボーンによって1月に新作がリリースされることが発表されていた。
アルバムからの最初の楽曲として今回“Under The Graveyard”が公開されており、ヘヴィかつプログレッシヴなリフでクライマックスを描く、ダークでありながらソウルフルな実にオジーらしいクラシック・ロックの楽曲となっている。オジー・オズボーンは楽曲の中で死を挑戦的に次のように位置づけている。「Under the graveyard, we’re all rotting bones – everything you are, can’t take it when you go, I ain’t living this lie no more(墓の下で、俺たちは骨を腐らせる――それがお前のすべてだ。死ぬ時は何も持っていくことなどできない。もうこんな嘘で暮らしていたくはない)」
“Under The Graveyard”の音源はこちらから。
オジー・オズボーンは今年1月、気管支炎からの回復期間中にロサンゼルスの自宅で転倒して怪我を負っている。彼はこの怪我が原因で首の手術を受けており、その後で「これまでの人生で経験したどんなものも上回るような苦しみ」を経験したと語っていた。
先日、オジー・オズボーンは回復期間中に新曲をレコーディングしていたことを明かしていた。オジー・オズボーンは今年8月、回復期間中に9曲をレコーディングしたことを明かして、それらの楽曲を『リキュペレイション(療養)』というアルバムとしてリリースしたいと冗談を飛ばしている。
また、オジー・オズボーンはポスト・マローンの最新作『ハリウッズ・ブリーディング』に収録された“Take What You Want”でポスト・マローンとトラヴィス・スコットとコラボレーションを行っており、これが新曲を作ろうという心境に戻ることになった「きっかけ」だったと語っている。
「今回のコラボレーションの話が来るまで(ポスト・マローンの)曲は聴いたことなかったけど、この曲(“Take What You Want”)で歌って欲しい、と頼まれてやってみたんだ。で、それから(ポスト・マローンのプロデューサーである)アンドリュー・ワイアットとアルバムをレコーディングしようということになって9曲作ったんだ。だから、今回のコラボレーションがある意味きっかけとなったんだ」
先日、オジー・オズボーンは2020年に予定されていたUKでの公演を含むヨーロッパ・ツアーを残念ながら延期することが発表されている。