ムラ・マサはスロータイとのコラボレーションとなる新曲“Deal Wiv It”のミュージック・ビデオが公開されている。
ムラ・マサは現地時間11月5日にスロータイとのコラボレーションを予告して次のようにツイートしていた。「ニュー・アルバム『R.Y.C』に収録されるスロータイとの新曲“Deal Wiv It”のオフィシャル・ビデオが今週の木曜日に公開されるよ」
“Deal Wiv It”のミュージック・ビデオはこちらから。
公開されたミュージック・ビデオは本名をタイロン・フランプトンというスロータイがスローモーションで集合団地を走り回った後で、本名をアレックス・クロッサンというムラ・マサと共に車に乗り込むというものになっている。
アップビートな楽曲となっている“Deal Wiv It”でスロータイはザ・ストリーツを彷彿とさせるエッジの聴いたリリックを披露しており、次のように歌っている。「People say they’re busy / Well, fuck off!(人々は忙しいと言う/そうか、失せろ!)」
先日、ムラ・マサは『NME』に対して来たるニュー・アルバムがロックからの影響を受けていることを明かして次のように語っている。「ある意味では、ギター・アルバムを作っていると言えるかな。かつてのガレージ・バンドと現代のインターネット・バンドの間には興味深い共通点があるんだよ。それこそが新たなD.I.Y.なわけでね。僕はそうした側面を探求しているんだ」
今年8月に行われたインタヴューではニュー・アルバムが完成していることも明かしており、彼は次のように続けている。「いくつかのサプライズもある……素晴らしいUKやアメリカのアーティストが参加していて、インディやロックの人たちも大勢参加している。驚きをもたらせることを楽しみにしているよ!」
一方、スロータイは先日、リアム・ギャラガーのツアーへの帯同をキャンセルしたことを受けて「心を痛めている」と述べている。
今年のマーキュリー・プライズにもノミネートされていたスロータイは今月から始まるリアム・ギャラガーのアリーナ・ツアーでサポート・アクトを務める予定となっていた。その後、スロータイはブロックハンプトンの全米ツアーでサポート・アクトを務めることが発表されている。
「リアムに会うことはずっと俺の夢だったから、この決断には心を痛めているよ」とスロータイは『Q』誌に語っている。「何もかもを台無しにするような真似はしたくなかったんだけど、物事を俯瞰的に見る必要があったんだ……自分では納得しているよ」