X JAPANのYOSHIKが15日、東京・NHKで会見し、大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」に、米ロックバンド・KISSと「YOSHIKI feat.KISS〈YOSHIKISS〉」として出場することを発表した。
KISSとは1994年のトリビュートアルバム参加以来、親交が深い。また幼少時に、父親を亡くして「生死をさまようほど生きる力をなくしていた」時にKISSの音楽でロックに触れ、プロのミュージシャンへの道を歩んだという。
お互いを「友人」だと紹介。YOSHIKIは今回の共演に「幼い時に父を亡くして、生きる気力も失っていた時、クラシック音楽しか知らかった僕を、KISSがロックに導いてくれた。そんなKISSと共演できるのは生きてて良かったなと。頑張って生きていたらこういうこともあるんだなって」と感慨。
当日のパフォーマンスに関しては「かなりショッキングな…いつも何かやらかしてきてるので。X JAPANとしてゴジラ倒してきたりもしてきたので。やるからにはゴジラを倒した以上のインパクトのすごいステージを繰り広げさせていただきたい」とYOSHIKI。「僕は海外に住んでいて、紅白って世界中でみてらっしゃる。こうやってKISSの皆さんが参加してくれることに、より国際的な、世界的な番組になればいい。少しでも貢献できればと思います。やるからにはゴジラを倒した以上のインパクトのすごいステージを繰り広げさせていただきたい」と続けた。
KISSのベース、ジーン・シモンズ(70)は「YOSHIKIは将来、日本を代表する大使になる」と感服。ボーカルのポール・スタンレー(67)も「彼はミュージシャンというだけでなく、日本に貢献している」とリスペクトを示した。