メタリカは2020年の最初の公演を延期することを発表している。
メタリカは「オール・ウィズイン・マイ・ハンズ」の2度目となるチャリティ公演を3月28日にサンフランシスコのマソニックで行う予定だったが、9月に延期されている。
「予定が変更となり、オール・ウィズイン・マイ・ハンズのヘルピング・ハンズ・コンサートはサンフランシスコのマソニックのまま、2020年9月12日に延期されます」とバンドは述べている。
「昨年9月にS&M²の2公演から生み出されたポジティヴなヴァイブで、私たちが成功を収めたことを思い出す方もいるかもしれません。私たちは3月28日にオール・ウィズイン・マイ・ハンズのために公演を行うことを発表できたことを喜んでいました」
「しかし、2018年11月に行われた最初の公演に相当する、もしくはあれを超える体験をみなさんに与え、きちんとしたものを届けるためには、この日程ではあまりに大変かもしれないのです」
メタリカは2017年にチャリティ団体のオール・ウィズイン・マイ・ハンズを立ち上げており、2019年のヨーロッパ・ツアーでは160万ドル(約1億7500万円)を寄付している。
「この変更によるご不便をお詫びすると共に、みなさんがオール・ウィズイン・マイ・ハンズに寄せてくれる支援と愛に感謝します」
「ここ2年の間に私たちはメタリカの学習プログラムの立ち上げを含む素晴らしいことを成し遂げており、今年の後半に公演をやって、その詳細を発表できることを楽しみにしています」
メタリカのフロントマンであるジェイムズ・ヘットフィールドは先月、ロサンゼルスで開催されたクラシック・カーのオークションに出席し、リハビリ後、初めて公の場に姿を現している。
メタリカは昨年9月にジェイムズ・ヘットフィールドがリハビリに専念するためにオーストラリア/ニュージーランド・ツアーを延期することを発表していた。