リンキン・パークのメンバーはデビュー・アルバム『ハイブリッド・セオリー』の20周年を記念して19年前に撮影された未公開のライヴ映像を公開している。
ヴォーカリストのマイク・シノダとベーシストのフェニックス、DJ/キーボーディストのジョー・ハーンは別々の場所からビデオ会議形式でライヴ映像にコメントしている。これは現地時間3月24日に生配信されて、その後も観られるようになっている。
ライヴ映像はこちらから。
マイク・シノダ、フェニックス、ジョー・ハーンはこのライヴ映像を初めて観たということで、『ハイブリッド・セオリー』のプロモーションを行っていた頃の逸話を語っている。
アルバムからのリード・シングルとしてヒットした“One Step Closer”の演奏中にマイク・シノダは同曲の歌詞が1993年公開の映画『フォーリング・ダウン』でマイケル・ダグラスが演じた壊れた男に影響を受けていることを明かし、アルバムのプロデューサーだったドン・ギルモアへの当時の感情を受けてマイク・シノダと亡きチェスター・ベニントンによって書かれたと語っている。
「ドンについての歌詞を書いたんだ。チェスターと僕でNRG(ロサンゼルスの音楽スタジオ)のラウンジにあった青のiMacのところに座ってたんだけど、6度くらい曲を書き直した後でね。ドンに怒っていたんだよ。それで彼についての歌詞を書いたんだよ」とマイク・シノダは語り、ジョー・ハーンは知らなかったと語っている。
映像の中でメンバーは『ハイブリッド・セオリー』の20周年のためにいろんなものを集めようとしているとのことで、「写真、映像、チケットの半券、マーチャンダイズ、フライヤー、その他グッズ」などを送ってほしいとファンに呼びかけている。
先日、チェスター・ベニントンの妻であるタリンダ・ベニントンは今年ロサンゼルスで開催するメンタル・ヘルスの問題をテーマとしたフェスティバルの詳細を発表していた。