ミューズのマシュー・ベラミーやマイルズ・ケイン、ジェットのニック・セスターによるジェイディッド・ハーツ・クラブは新たなシングルをリリースしている。
ニック・セスターがリード・ヴォーカルをとる“This Love Starved Heart Of Mine (It’s Killing Me)”はマーヴィン・ゲイのカヴァーで、1994年にモータウンのアーカイヴからリリースされた楽曲となっている。
「こういう曲の歌い方を学んで、相応のリスペクトを捧げるというのは、詳細に学んだあとで、それをすべて忘れることなんだよね」とニック・セスターはカヴァーについて語っている。
「マーヴィン・ゲイがすべてのフレーズを通して道を示してくれるから、信じられないほど楽だったよ。才能のある人の作品を見るのが好きなんだ。その人のソウルを認識して評価することができるからね」
ジェイディッド・ハーツ・クラブはマイルズ・ケインのヴォーカルでアイズレー・ブラザーズの“Nobody But Me”のカヴァーもリリースしている。
ブラーのグレアム・コクソンもメンバーであるジェイディッド・ハーツ・クラブは2017年にも世界各地でドクター・ペッパーズ・ジェイディッド・ハーツ・クラブ・バンド名義で公演を行っており、ロジャー・ダルトリーのロイヤル・アルバート・ホール公演のサポート・アクトも務めていた。
ジェイディッド・ハーツ・クラブにはズートンズのドラマーであるショーン・ペイン、ギタリストのジェイミー・デイヴィスも参加している。
彼らは2018年にロサンゼルスで公演を行っており、その時にはザ・フーの“My Generation”、クリームの“Sunshine Of Your Love”、ザ・ビートルズの“Back In The USSR”、ピンク・フロイドの“Money”などを演奏している。