クイーンはバンドの結成50周年を記念してイギリスのロイヤル・メールより切手が7月に発行される。ロック・バンドで切手が発行されるのは2007年のザ・ビートルズ、2016年のピンク・フロイドに続いて3組目となる。
切手は13枚セットで、そのうちの8枚がアルバム・ジャケット、4枚がライヴ写真、1枚がアーティスト写真となっている。切手は7月9日に発売される。
アルバム・ジャケットは1974年発表の『クイーン II』と『シアー・ハート・アタック』、1975年発表の『オペラ座の夜』、1977年発表の『世界に捧ぐ』、1980年発表の『ザ・ゲーム』、1981年発表の『グレイテスト・ヒッツ』、1984年発表の『ザ・ワークス』、1991年発表の『イニュエンドウ』が起用されている。
「この美しい切手を目にした時の気持ちを言葉にするのは難しいね」とクイーンのギタリストであるブライアン・メイはプレス・リリースで述べている。
「50年前に4人の早熟な少年経ちは冒険を始めて、僕らの人生は不可能な夢を実現することに捧げられてきた。時々、目を覚まして、今いるような境遇にあることを不思議に思うんだ。国が発行するものになるわけだからね」
「ロイヤル・メールからの素晴らしい贈り物以上のものはないよ。このコレクションの画像を見るのは感動的なことだった。今は新型コロナウイルスに支配された世界にいるわけだけど、そのなかでこんなことは実現しないと思っていたんだ」
クイーンのドラマーであるロジャー・テイラーも切手のコレクションについて「光栄」だと述べている。
「今回、調度品の一部になったわけだからね。僕らを切手にしてくれたことにロイヤル・メールには感謝している。感謝の気持ちを込めて」
以下のサイトでは予約が受け付けられていて、13枚セットは16ポンド(約2150円)で販売されている。
https://shop.royalmail.com/queen-presentation-pack
先日、ブライアン・メイは血が止まりかけている動脈が3つ医師によって発見され、「死にそうになった」ことを明かしている。
現地時間5月26日にインスタグラムに動画を投稿したブライアン・メイは健康面は「すこぶる順調」であるものの、治療という点ではいまだ闘っていることもあると語っており、物理療法も受けているという。