ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるロニー・ウッドはアシュリッジ城と協力して8月に美術展を開催することが決定している。
ロニー・ウッドは自身が描いた貴重な絵画、彫刻やエッチングといった自身のコレクションをアシュリッジ城のインテリアの中に展示するという。展示される作品の多くは未発表のもので、新型コロナウイルスによるロックダウンの最中に製作したものも含まれている。
「アシュリッジ城とその素晴らしい庭の美しさにはずっと刺激を受けてきました」とロニー・ウッドは述べている。「何度もその前を通って、いつもこの場所の物語や内側にずっと興味を惹かれてきたんだ。そして、ついに中に入って、この歴史的で魅力ある建物を探検し、自分の作品を展示する機会に恵まれたんだ。来場者には8月に来てもらって、息を呑む環境でアートを楽しんでもらえたらと思う」
これまでアシュリッジ城は大学のキャンパスとして使用されているほか、結婚式場や会議場として利用されている。
ロニー・ウッドとアシュリッジ城による美術展は8月22日から27日にわたって午前10時から午後4時までの時間で開催される。入場料は10ポンド+予約料1.37ポンドで、チケットの収益は国民保険サービスに寄付される。
先日、ロニー・ウッドは肺ガンに打ち勝ったことについて「魔法の切り札」を手に入れたような感じだったと語っている。
ロニー・ウッドは2017年に肺からガンを摘出する5時間の手術を受ける前に大好きな人々に「お別れを言う」準備をしていたと明かしている。ロニー・ウッドは2018年にガンから完治したことを発表している。
新たなドキュメンタリー作品『サムバディ・アップ・ゼア・ライクス・ミー』の中でロニー・ウッドは「50年以上にわたって日に少なくとも25本から30本」タバコを吸っていたことで、肺ガンを患ったと語っている。
「ガンを取り除くために肺の片方をきることになったんだ」とロニー・ウッドは初の長編ドキュメンタリーの予告編で語っている。
「幸運にもそこだけだったんだ」と彼は続けている。「そうしたら『ガンを取り除く際に肺の上葉領域の気腫も取り除きました』と言われてね。『それは素晴らしい』と言ったら、『今じゃタバコを吸ったことないような肺になっています』と言われたんだ。『魔法の切り札を手に入れた感じかな?』と思ったよ」