ケリー・ローランドはデスティニーズ・チャイルド在籍時にビヨンセと常に較べられたことについて率直な思いを明かしている。
9年間の活動を経て2006年に解散したデスティニーズ・チャイルドだが、ケリー・ローランドは審査員として出演しているオーストラリア版『ザ・ヴォイス』で当時の思いについて語っている。
兄に見劣りするんじゃないかという自身の恐れについて語った参加者のクリス・セバスチャンに対してケリー・ローランドはデスティニーズ・チャイルド時代に常にビヨンセと比較された自身の体験を振り返っている。
「その気持ちは分かるわ……ビヨンセと同じグループにいることを想像できる?」と彼女は笑いながら語っている。
「頭の中で自分を責め続けていたわ。『こんなドレスは着れない。だってビヨンセみたいだって言われるから』、『こんな曲は無理。だってビヨンセみたいなサウンドだから』ってね。とにかく較べられるの」
ケリー・ローランドは次のように続けている。「悩んでいなかったなんて言ったら、嘘になるわ。そんなの詭弁よね」
「10年間ずっとだった。本当に正直なことを言うと、10年間、見てみぬふりをしていた。ずっと肩に乗っているような問題だったの」
昨年10月、ケリー・ローランドは常に噂されているデスティニーズ・チャイルドの再結成について「私としてはサプライズにしたい」と語っている。